宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 3/15 13:28 更新 Cクラスのフレアの発生は続いています。太陽風は低速で穏やかです。 担当 篠原 2297黒点群は、活動を少し盛り返しています。 昨日のニュースの更新中、14日13時半(世界時14日4時半)に、 M1.3の中規模フレアを起こし、 その後、現在までにC1〜2の小さいフレアを10回と、 未明にC5.3、昼前にはC9.1と、 大きめのCクラスフレアも2つ起こしています。 活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 最後のC9.1は、X線の強度が長い時間強まるタイプで、 CMEも発生しているかもしれません。 太陽の中心付近で発生しているので、 噴出があった場合は、地球へも影響しそうです。 2297黒点群は、次第に太陽の西の端に近づいていくため、 地球へ影響は及びにくくなりますが、 もうしばらく注目して下さい。 太陽風は、速度が350km/秒から330km/秒へ下がり、 より低速の風になっています。 磁場強度も、7nTから4nTに下がっています。 太陽風の乱れは特に見られないままです。 27日周期の図を見ると、 太陽風磁場のセクターの切り替わりが一日遅れで到来し、 静かに推移しています。 セクターの切り替わり後、 太陽風磁場の南北成分は南寄りになっています。 磁場の振れ幅は小さく、速度も下がっているので、 磁気圏への影響は小さくなりますが、 弱いオーロラの活動が見られる様になるかもしれません。 AE指数のグラフを見ると、 最後に300nT程度の弱い変化が現れています。 2297黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による2297黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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