宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 3/14 13:32 更新 2297黒点群の活動がやや弱まっています。太陽風は穏やかです。 担当 篠原 活発にフレアを起こしていた2297黒点群の勢いが、 下がってきています。 昨日のニュースの直後、13日の昼に、 M1.2、M1.8の中規模フレアを起こしたものの、 以降は、C6.9、C6.2やC1〜2程度の小規模フレアを 6回程度起こしただけです。 GOES衛星のX線グラフも、フレアの頻度が下がるとともに、 全体の強度も低下しています。 可視光の拡大写真を掲載しますが、 2297群は、黒点の数を減らしながら、 横方向により分散している様です。 フレアの活動を一休みして、再び強まる場合もありますが、 2297群はこのまま静まっていくのでしょうか。 太陽風の速度は、 昨日いっぱいは400km/秒と平均的な状態でしたが、 今日に入った頃からゆっくりと下がって、 350km/秒とやや低速の風になっています。 磁場強度は、6nTから7nTと少しだけ高くなっています。 12日未明のX2フレアに伴うCMEによる 太陽風の乱れを予想していましたが、 目立った変化は見られません。 現在は、発生から2日半ほど経過したところで、 今夜から明日くらいまでは注目して下さい。 ただし、到来が遅くなっているので、 速度の変化は小さくなるでしょう。 太陽風磁場の南北成分は、基本的に期向きで、 時々南に振れる程度です。 このため、AE指数も500nTの変化が グラフの中央にひとつ起きている程度です。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による2297黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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