宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:32)
今日、C6.2の小規模フレアが発生しました。
また、X2.2の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/14 13:22 C1.6
10:39 C2.3
06:58 C2.0
05:34 C6.2
3/13 20:07 C1.9
19:42 C1.6
16:32 C6.9
14:41 M1.8
12:46 M1.2
08:24 C1.9
07:55 C3.4
07:32 C3.6
07:10 C3.3
06:40 M2.7
05:24 C4.8
3/12 22:42 M4.2
21:07 M1.4
20:30 M1.6
17:00 C4.3
16:25 C2.7
13:39 M3.2
12:18 C5.7
11:09 C7.1
08:16 C6.9
07:08 C7.8
03:37 M1.0
01:10 X2.2

黒点  3/14 (NOAA)
磁場 フレア
2297 23 βγδ X2
2298 3 α ---
2299 4 β C7
2300 3 β ---
2301 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 356 -1.8
-2 h 356 -1.0
-4 h 365 +5.7
-6 h 369 +3.2
-8 h 390 +6.1
-10 h 388 +1.4
-12 h 410 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -6 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
3/14 0.4 6x10^1
3/13 0.4 3x10^2
3/12 0.6 5x10^2
3/11 0.4 2x10^3
3/10 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 3/ 9 12:59 M9.2フレアに伴ってCMEも噴出しています。太陽風は高速風が続いています。
2015/ 3/10 12:40 2297黒点群で中規模フレアが3回発生しました。太陽風は平均的な状態に戻っています。
2015/ 3/11 12:22 2297黒点群でM2.9のフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2015/ 3/12 11:21 2297黒点群でX2.1の大規模フレアが発生しました。
2015/ 3/13 12:26 太陽では、Mクラスのフレアが続いています。太陽風は穏やかです。
最新のニュース

2015/ 3/14 13:32 更新
2297黒点群の活動がやや弱まっています。太陽風は穏やかです。

担当 篠原

活発にフレアを起こしていた2297黒点群の勢いが、
下がってきています。
昨日のニュースの直後、13日の昼に、
M1.2、M1.8の中規模フレアを起こしたものの、
以降は、C6.9、C6.2やC1〜2程度の小規模フレアを
6回程度起こしただけです。

GOES衛星のX線グラフも、フレアの頻度が下がるとともに、
全体の強度も低下しています。

可視光の拡大写真を掲載しますが、
2297群は、黒点の数を減らしながら、
横方向により分散している様です。

フレアの活動を一休みして、再び強まる場合もありますが、
2297群はこのまま静まっていくのでしょうか。


太陽風の速度は、
昨日いっぱいは400km/秒と平均的な状態でしたが、
今日に入った頃からゆっくりと下がって、
350km/秒とやや低速の風になっています。

磁場強度は、6nTから7nTと少しだけ高くなっています。

12日未明のX2フレアに伴うCMEによる
太陽風の乱れを予想していましたが、
目立った変化は見られません。

現在は、発生から2日半ほど経過したところで、
今夜から明日くらいまでは注目して下さい。
ただし、到来が遅くなっているので、
速度の変化は小さくなるでしょう。


太陽風磁場の南北成分は、基本的に期向きで、
時々南に振れる程度です。
このため、AE指数も500nTの変化が
グラフの中央にひとつ起きている程度です。



2297黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による2297黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。