宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 3/ 4 14:02 更新 高速太陽風は終わりました。フレアの活動は見えなくなりました。2月の黒点数は44.8でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、2015年2月の黒点相対数の平均値は、 44.8 と発表されました。 1月は67.0でしたが、一気に減って 50を割っています。 しかし、長期変化の図を見ると、 大きく減る変化は過去にも見られ、 2013年9月の37.0、2013年2月の38.1、 2012年12月の40.8など、 今回と同じような減少が発生しています。 次回、2015年3月の黒点数がどのように変化するのか、 注目してください。 2290黒点群のフレア活動は、 昨夜、3日22時半(世界時3日13時半)のC4.0を最後に、 観測されなくなっています。 太陽の向こう側に完全に回ってしまったようです。 その後、X線のグラフは静かになっています。 太陽風は、速度が550km/秒から450km/病に下がり、 高速太陽風は終わりつつあります。 磁場強度も、3〜4nTに下がって弱くなっています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 比較的南寄りになっています。 AE指数は、200nTくらいの小さい変化が続き、 時々、500nTの大きさに強まっています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは通り過ぎましたが、 続いて、北半球のコロナホールが太陽の中心に達しています。 今度は、こちらの影響がやって来るかもしれません。 福岡を出て、鹿児島へ移動中です。 これから高専へ戻ってロケットコンテストの仕上げの製作を行い、 明日は種子島へ渡ります。 好天を期待しています。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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