宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (19:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/27 --- ---
2/26 --- ---
2/25 --- ---

黒点  2/27 (NOAA)
磁場 フレア
2289 2 α ---
2290 5 β ---
2293 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
19:27 355 +1.2
-2 h 361 +2.1
-4 h 353 +0.9
-6 h 357 +2.9
-8 h 362 +3.7
-10 h 363 +0.6
-12 h 367 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
19:30 2 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
2/27 0.6 4x10^2
2/26 0.4 3x10^2
2/25 0.4 6x10^1
2/24 0.3 2x10^1
2/23 0.9 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 2/22 11:49 太陽風は低速ですが、弱いオーロラの活動は続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2015/ 2/23 13:32 太陽風は300lm/秒近い低速風になりました。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 2/24 13:47 太陽風は強まって、やや高速の風になっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/ 2/25 12:16 太陽風はやや高速の状態が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2015/ 2/26 12:52 やや高速の太陽風が続いています。太陽は静かです。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 2/27 19:30 更新
太陽風は低速になっています。コロナホールの影響が近づいています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュース以降ゆっくりと下がり、
今日に入った頃には400km/秒と通常の速度に戻り、
その後、更に下がって、昼には350km/秒に下がり、
低速の風に変わっています。

磁場強度は、6nTと平均的な値が続いていましたが、
夕方くらいから弱まっています。
セクターの境界に差しかかっているための様で、
27日周期の図を見ると、
「A」から「T」へ切り替わりかけています。

磁場の南北成分は、0nTから北寄りで推移しています。
このため、磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数のグラフはほとんど変化が起きていません。

太陽風は低速になりましたが、
SDO衛星AIA193では、南半球の高緯度のコロナホールが、
太陽の中心線を越えているところで、
この領域からの高速太陽風が今後到来しそうです。
27日周期の図では、2月1日に太陽風が強まっています。

現在のコロナホールの位置を比べると、
今回は1〜2日程度始まりが遅れそうです。
今後の変化に注目して下さい。


太陽は、目立った変化はなく、
穏やかな状態が続いています。




今日は学校の終業式で、様々な用事が重なってしまい、
昼に記事を書く時間が取れませんでした。
更新が夜になってしまい申し訳ありません。

明日から春休みですが、成績の報告、福岡で研究集会、
種子島ロケットコンテストと行事が連なっていて、
慌ただしく過ぎ去りそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。