宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 3/ 2 15:07 更新 500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3の動画を見ると、 28日以降CMEがいくつも噴き出しています。 このうち、後半の北西(右上)に向かって飛び出しているCMEは、 2290黒点群のC3.7、C6.8の小規模フレアに関係している様です。 一方、太陽を包む様に広がるハロー型のCMEは、 SDO衛星では対応する現象が見つけられず、 太陽の裏側で発生している様です。 太陽の反対側で、活発な活動が発生している様です。 北西端の2290黒点群は、 この他にもC1〜2の小さいフレアを起こしていて、 活発になっていますが、 もうすぐ没して見えなくなります。 太陽風は、500〜550km/秒の高速状態が続いてます。 磁場強度も、10nTに高まった状態です。 磁場強度の強まりが続いているので、 速度はもう一段高まるかもしれません。 磁場の南北成分は、 ACEのグラフの前半と後半で南北に大きく変化しています。 磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数のグラフは、500〜800nTの中規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは、太陽の西側に通り過ぎたところで、 影響はもうしばらく続きそうです。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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