宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:16)
昨日、C1.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/25 --- ---
2/24 19:10 C1.4
2/23 --- ---

黒点  2/25 (NOAA)
磁場 フレア
2287 6 β ---
2289 4 β ---
2290 11 β ---
2292 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 465 +2.9
-2 h 469 +3.4
-4 h 466 +3.9
-6 h 468 -0.7
-8 h 471 +2.1
-10 h 462 +1.4
-12 h 442 +1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
2/25 0.4 5x10^1
2/24 0.3 2x10^1
2/23 0.9 2x10^2
2/22 1.3 3x10^2
2/21 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 2/20 13:25 太陽風は低速で、太陽も穏やかです。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 2/21 14:43 低速の太陽風が続いています。太陽の端で小さいフレアが起きています。
2015/ 2/22 11:49 太陽風は低速ですが、弱いオーロラの活動は続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2015/ 2/23 13:32 太陽風は300lm/秒近い低速風になりました。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 2/24 13:47 太陽風は強まって、やや高速の風になっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 2/25 12:16 更新
太陽風はやや高速の状態が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

21日に撮影されたオーロラの写真を紹介します。
新宅宏章さんによる、カナダ・イエローナイフのオーロラです。
こちらでいただいた順番に掲載しているため、
撮影から日が経ってしまい、申し訳ありません。

この日の太陽風は低速で、磁場も弱い南向きに振れたくらいでしたが、
新宅さんによると、
オーロラの規模は前回(22日のニュース)よりも小さかったものの、
動きと光の強さは上回っていたそうです。
オーロラの発生した場所やタイミングと観測場所との関係で、
様々な見え方をするのでしょう。

新宅さんは既にイエローナイフを離れている様です。
すばらしい写真たちをありがとうございました。



現在の太陽風は、速度470km/秒とやや高速の風が続いています。
磁場強度は12nTから7nTに下がりましたが、
まだ少し強まっています。

太陽風の高まりは2日目に入っていて、
前周期よりも継続期間が長くなるかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
ACE衛星のグラフの前半は南寄り、後半は北寄りになっています。
このため、磁気圏の活動も様子が変化していて、
AE指数は、グラフの前半は500〜1300nTと変化が目立っていますが、
後半は静かになっています。


太陽は、南東の端(左下)で、フィラメントの噴出が発生しています。
CMEも飛び出していますが、横方向なので影響はないでしょう。

X線のグラフは、この時にC1の小さい変化が発生しただけで、
穏やかです。

SDO衛星AIA193では、
太陽の南東にコロナホールが大きく広がっています。
3〜4日後くらいからは、こちらの影響に注目です。



カナダ・イエローナイフで、新宅宏章さんにより世界時21日8時半頃に撮影されたオーロラ。
(c) 新宅宏章氏


カナダ・イエローナイフで、新宅宏章さんにより世界時21日8時半頃に撮影されたオーロラ。
(c) 新宅宏章氏


カナダ・イエローナイフで、新宅宏章さんにより世界時21日8時半頃に撮影されたオーロラ。
(c) 新宅宏章氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。