宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 2/24 13:47 更新 太陽風は強まって、やや高速の風になっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 今日は、ロシア・ムルマンスクのオーロラを紹介します。 ムルマンスクのオーロラ写真家たちが、18、19日に撮影した写真を、 福島留美さんよりいただきました。 地図を見ると、昨日紹介したフィンランドのサーリセルカと こちらのムルマンスクは、 東西に200kmくらいしか離れていない様です。 北極圏のオーロラ自慢どうしの対決をお楽しみ下さい。 福島さんから届くオーロラの写真は、 地上の景色がいつも印象的です。 今回も部分的に氷の張った湖面や白い雪原と、 上空を彩るオーロラの対比がとてもきれいです。 様々な写真家たちの美しい写真を ありがとうございます。 昨日のニュースで太陽風の変化が見え始めていましたが、 磁場強度はそのまま10nT前後を推移し、 速度は次第に高まって、 現在は470km/秒とやや高速の風になっています。 27日周期の図の前周期に見えていた太陽風の変化が、 回帰して来た様です。 磁場の南北成分は、振れ幅がやや大きくなって、 南北に変化しています。 このため、磁気圏の活動も高まり、 AE指数は400〜800nTの中規模の変化が、 一日中発生しています。 前周期の太陽風の強まりは、2日ほどで終わっています。 今回も同程度なら、今日、明日くらいまでかもしれません。 太陽は、X線グラフに目立った変化はなく、 穏やかです。 2月19日にロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、イワン・オルロフ氏 2月19日にロシア・ムルマンスク州テリベルカ村で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、リュボーフ・トリフォノワ氏 2月19日にロシア・ムルマンスク市で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、アルチョム・サムソノフ氏 2月18日にロシア・ムルマンスク州モンチェゴルスク市で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、イーゴリ・マトヴェーエフ氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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