宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2015/ 2/21 14:43 更新 低速の太陽風が続いています。太陽の端で小さいフレアが起きています。 担当 篠原 太陽風は、低速で穏やかです。 速度は、350km/秒付近で安定しています。 磁場強度は、5nTから6nTへ少し上がるくらいで、 特に変化はありません。 磁場の南北成分は、 南向きや北向きにゆっくりと変化しています。 これに対応して、AE指数のグラフも、 前半に小さい変化が発生して、中盤で静かになり、 後半は再び弱い活動が起きています。 現在の磁場は北寄りに振れているので、 磁気圏も一旦静かになるでしょう。 SDO衛星AIA193では、 太陽の真ん中に小さいコロナホールが見えていますが、 影響は小さそうです。 太陽風は基本的には穏やかに推移しそうです。 太陽は、南西の端(右下)の2286黒点群で、 C1〜2の小さい小規模フレアが4回起きています。 このまま没して見えなくなりそうで、 今後の影響はありません。
(c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT  27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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