宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/17 --- ---
2/16 --- ---
2/15 --- ---

黒点  2/17 (NOAA)
磁場 フレア
2282 10 β ---
2284 1 α ---
2285 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 349 -2.7
-2 h 353 -8.0
-4 h 354 -8.7
-6 h 354 -3.5
-8 h 358 -4.9
-10 h 358 +7.6
-12 h 362 +9.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -45 -/ -
-2 h -36 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^1
2/17 0.3 4x10^2
2/16 0.3 2x10^2
2/15 0.3 5x10^2
2/14 0.3 4x10^2
2/13 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 2/12 12:30 太陽風の速度は下がり、低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
2015/ 2/13 13:09 太陽は穏やかです。太陽風は低速の状態が続いています。
2015/ 2/14 11:58 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2015/ 2/15 12:32 太陽は穏やかです。太陽風も低速で静かです。
2015/ 2/16 13:04 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2015/ 2/17 12:32 更新
太陽風の磁場が強まって、磁気圏の活動もやや高まっています。ヘルシンキのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

2012年から毎年オーロラの写真をいただいている
谷口直樹さんより(以前の写真は読者写真集よりどうぞ)、
今朝撮られたばかりのオーロラ写真が届きました。

谷口さんは、これから高緯度のオーロラ帯へ向かうところで、
乗り継ぎのためヘルシンキに滞在していたそうです。
空港近くのホテルの窓から、現地17日2〜4時にかけて、
北の彼方にオーロラが見えたそうです。


太陽風のデータを見ると、昨夜から磁場強度が高まり始め、
今日に入った頃に15nTに強まり、現在も続いています。

それとともに、磁場の南北成分も変化が大きくなって、
17日4時(世界時16日19時)頃からは南向きに切り替わって、
-10nT近くまで大きく振れています。

太陽風の速度は、350km/秒と低速のまま安定していますが、
磁場の変化に伴って、磁気圏の活動も強まり、
AE指数のグラフは、300〜700nTの変化が後半から起きています。

ちょうどこの活動の高まりに、
谷口さんはヘルシンキで遭遇したようです。
ヘルシンキは緯度がまだ低く、オーロラ帯からはやや離れていますが、
オーロラの活動が強まったことで、北の低空に見えたのでしょう。

谷口さんは、これから一週間ほどオーロラを観測するそうで、
素晴らしいオーロラに出会えるとよいですね。
速報をどうもありがとうございます。


太陽は、X線のグラフはほとんど変化がなく、
とても静かです。
黒点も、2282群の2つが見えている程度です。



谷口さんにより、フィンランド・ヘルシンキで撮影されたオーロラ。現地17日2〜4時頃。
(c) 谷口直樹氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。