宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:09)
昨日、C6.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/13 --- ---
2/12 11:01 C6.0
2/11 --- ---

黒点  2/13 (NOAA)
磁場 フレア
2280 3 β C6
2282 15 βγ C1
2283 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:57 329 +2.9
-2 h 339 +4.4
-4 h 335 +3.0
-6 h 317 +1.3
-8 h 326 -1.6
-10 h 333 -1.9
-12 h 347 -3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
2/13 0.3 5x10^2
2/12 0.3 6x10^2
2/11 0.4 8x10^2
2/10 0.3 1x10^3
2/ 9 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 2/ 8 13:22 太陽風は平均的な速度ですが、磁場がやや強まっています。
2015/ 2/ 9 12:21 太陽風は500km/秒台の高速風になりました。現在は下がりつつあります。
2015/ 2/10 12:32 太陽の東側でM2.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2015/ 2/11 12:30 M2フレアに伴ってCMEが噴出しています。その後の太陽は穏やかです。
2015/ 2/12 12:30 太陽風の速度は下がり、低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2015/ 2/13 13:09 更新
太陽は穏やかです。太陽風は低速の状態が続いています。

担当 篠原

地球の公転軌道を前後に少しずつ離れて行っているSTEREO衛星が、
太陽の反対側に達しようとしています。

1枚目の図は、現在の衛星の位置です。
現在はAhead衛星のみデータが取得できているので、
こちらに注目すると、
太陽を中心とした地球との開きは174度に達しています。

Ahead衛星のCOR2カメラでは、
2014年12月18日に左端から地球が見え始め、
2ヶ月をかけて次第に太陽に近づいています。
2枚目にその様子を動画で紹介します。

太陽と重なるまではもうしばらくかかりそうです。
通り過ぎる様子が楽しみです。



太陽は、昨日の2280黒点群で発生したC6.0のフレア以降は、
目立った活動はなく静かです。

黒点群は、中央の2283群と東端に新しく現れていますが、
どちらも小さいものです。


太陽風は、330〜350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は5〜6nTで安定しています。

磁場の南北成分は、北、南、北とゆっくり変化していて、
南を向いた真ん中の時間帯に、
AE指数も小規模の変化をしています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールが西に進んでいます。
明日くらいから影響が見られるかもしれません。
太陽風の磁場強度や速度の高まりがやって来る可能性があります。




STEREO衛星の現在の位置。今日のAhead衛星は、地球と174度開いている。
(c) STEREO (NASA)


ATEREO Ahead衛星のCOR2カメラの左から地球が見え始め、次第に太陽に近づいている。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。