宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
今日、M2.4の中規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/10 10:58 C8.3
08:00 M2.4
07:16 C1.9
03:22 C2.7
2/ 9 14:50 C3.7
10:31 C2.1
2/ 8 19:41 C2.6
14:46 C2.6
14:07 C2.6
04:28 C2.3
02:43 C2.3

黒点  2/10 (NOAA)
磁場 フレア
2277 8 β C3
2280 16 βγδ C3
2281 11 βγ C2
2282 7 β M2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 385 -4.2
-2 h 379 +2.7
-4 h 380 +4.0
-6 h 374 -1.3
-8 h 384 -1.6
-10 h 401 -0.2
-12 h 418 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
2/10 0.3 1x10^3
2/ 9 0.3 1x10^3
2/ 8 0.4 6x10^2
2/ 7 0.3 2x10^3
2/ 6 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 2/ 5 13:20 高速の太陽風は終わり、速度は400km/秒近くに下がっています。
2015/ 2/ 6 13:31 400km/秒と平均的な速さの太陽風が続いています。
2015/ 2/ 7 13:23 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。太陽も穏やかです。
2015/ 2/ 8 13:22 太陽風は平均的な速度ですが、磁場がやや強まっています。
2015/ 2/ 9 12:21 太陽風は500km/秒台の高速風になりました。現在は下がりつつあります。
最新のニュース

2015/ 2/10 12:32 更新
太陽の東側でM2.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

太陽の北東(左上)の2282黒点群で、
今朝、10日7時半(世界時9日22時半)に、
M2.4の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

2282黒点群は、昨日の午後にも、
C1.7、C1.4と小さいCクラスフレアを起こしていましたが、
いきなり、1ランク上のフレアになりました。

今後の活動はどうなるでしょうか。

また、太陽では、西の2280群、中央の2281群、
東端南半球側の領域などで、
C1〜C3の小規模フレアが8回ほど発生しています。
規模は小さいですが、あちこちで活動が起きている印象です。


太陽風の速度は、昨日のニュース以降もゆっくりと低下して、
470km/秒から380km/秒へ下がっています。
今のところ、400km/秒付近で低下が止まっています。

このレベルで落ち着くのか、低速風へ変わっていくのか、
しばらく注目してください。

太陽風の磁場強度は5〜6nTと平均的な値で安定しています。
南北成分は、ゆっくりと南北に切り替わっていて、
オーロラの活動度を表すAE指数のグラフは、
500nTの変化が起きている時間帯と、静かな時間帯が見られます。

今後は、27日周期の図の前周期の様に、
基本的には穏やかな太陽風が続くでしょう。



太陽の北東の2282黒点群で発生したM2.4の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。