宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 2/10 12:32 更新 太陽の東側でM2.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の北東(左上)の2282黒点群で、 今朝、10日7時半(世界時9日22時半)に、 M2.4の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 2282黒点群は、昨日の午後にも、 C1.7、C1.4と小さいCクラスフレアを起こしていましたが、 いきなり、1ランク上のフレアになりました。 今後の活動はどうなるでしょうか。 また、太陽では、西の2280群、中央の2281群、 東端南半球側の領域などで、 C1〜C3の小規模フレアが8回ほど発生しています。 規模は小さいですが、あちこちで活動が起きている印象です。 太陽風の速度は、昨日のニュース以降もゆっくりと低下して、 470km/秒から380km/秒へ下がっています。 今のところ、400km/秒付近で低下が止まっています。 このレベルで落ち着くのか、低速風へ変わっていくのか、 しばらく注目してください。 太陽風の磁場強度は5〜6nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は、ゆっくりと南北に切り替わっていて、 オーロラの活動度を表すAE指数のグラフは、 500nTの変化が起きている時間帯と、静かな時間帯が見られます。 今後は、27日周期の図の前周期の様に、 基本的には穏やかな太陽風が続くでしょう。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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