宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 2/ 6 13:31 更新 400km/秒と平均的な速さの太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度は、昨日のニュースの後に一度小さくなり、 その後戻して、現在は5〜7nTとやや強めです。 磁場強度が弱まった頃に、 太陽風磁場の大まかな方向の切り替わりが到来し、 27日周期の図を見ると、 セクターのグラフは「T」から「A」へ変化しています。 前周期と比べると、2日遅れてやって来ました。 太陽風磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りで、 後半は0nTから北寄りと変わっています。 このため、AE指数の変化も、前半に中規模の活動がありますが、 後半からは静かになっています。 今後、磁場がどちら寄りになるのか、 しばらく注目して下さい。 太陽は、西側(右側)の2277黒点群で C3.3の小規模フレアが発生した程度で、 全体としては穏やかです。 太陽の東端にも特に変化は見られず、 しばらく穏やかな太陽になりそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 赤線のGOES13も、一瞬10,000の線に達しています。 一方、青線のGOES15は減り始めています。 太陽風が穏やかになっているので、 ゆっくりと減少していくでしょう。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |