宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
昨日、C3.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 6 --- ---
2/ 5 18:45 C3.3
03:43 C2.5
2/ 4 19:03 C2.2
11:09 M1.2
07:50 C2.1
05:59 C1.9
03:17 C2.4

黒点  2/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2277 42 βγ M1
2280 9 βγ C3
2281 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:27 392 -1.9
-2 h 395 +0.8
-4 h 406 +3.2
-6 h 399 +0.3
-8 h 396 +0.1
-10 h 411 -0.6
-12 h 405 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^2
2/ 6 0.3 1x10^4
2/ 5 0.4 1x10^4
2/ 4 0.4 8x10^3
2/ 3 0.3 2x10^3
2/ 2 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 2/ 1 11:39 太陽風はやや高速になり、コロナホールの影響が始まりそうです。
2015/ 2/ 2 12:22 コロナホールの影響で太陽風の速度が高まっています。1月の黒点数は67.0でした。
2015/ 2/ 3 11:08 600km/秒台後半の高速太陽風が続いています。
2015/ 2/ 4 11:53 高速の太陽風が続いています。M1のフレアが発生しました。フェアバンクスのオーロラをどうぞ。
2015/ 2/ 5 13:20 高速の太陽風は終わり、速度は400km/秒近くに下がっています。
最新のニュース

2015/ 2/ 6 13:31 更新
400km/秒と平均的な速さの太陽風が続いています。

担当 篠原

太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。
磁場強度は、昨日のニュースの後に一度小さくなり、
その後戻して、現在は5〜7nTとやや強めです。

磁場強度が弱まった頃に、
太陽風磁場の大まかな方向の切り替わりが到来し、
27日周期の図を見ると、
セクターのグラフは「T」から「A」へ変化しています。
前周期と比べると、2日遅れてやって来ました。

太陽風磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りで、
後半は0nTから北寄りと変わっています。
このため、AE指数の変化も、前半に中規模の活動がありますが、
後半からは静かになっています。

今後、磁場がどちら寄りになるのか、
しばらく注目して下さい。


太陽は、西側(右側)の2277黒点群で
C3.3の小規模フレアが発生した程度で、
全体としては穏やかです。

太陽の東端にも特に変化は見られず、
しばらく穏やかな太陽になりそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
赤線のGOES13も、一瞬10,000の線に達しています。
一方、青線のGOES15は減り始めています。
太陽風が穏やかになっているので、
ゆっくりと減少していくでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。