宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 2/ 7 13:23 更新 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、昨日以降も、 速度430km/秒と平均的な速さが続き、 磁場強度は7nTとやや強めの値で安定しています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向になっていて、 ACE衛星のグラフの赤線は、 0nTよりも上で変化するようになっています。 このため、太陽風から磁気圏へのエネルギーの流入は弱まっていて、 磁気圏は穏やかです。 AE指数は、小さい変化がぽつぽつ見られる程度です。 27日周期の図の前周期の太陽風は、 現在の様な値がもう4日ほど続き、 その後、速度が更に下がって低速風に変わっています。 同様の変化が見られるとすると、 これから10日程度、穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽も穏やかです。 2277黒点群、2280群、2281群それぞれで、 C1の小さいフレアが起きた程度です。 放射線帯の高エネルギー電子は、低下が始まり、 既に1000にまで下がっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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