宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 5 03:43 C2.5
2/ 4 19:03 C2.2
11:09 M1.2
07:50 C2.1
05:59 C1.9
03:17 C2.4
2/ 3 19:45 C3.9
18:41 C2.7
07:58 C2.6

黒点  2/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2277 34 βγ M1
2279 1 α ---
2280 7 β C3
2281 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 419 -0.3
-2 h 433 -1.5
-4 h 434 -2.2
-6 h 437 +0.0
-8 h 429 +0.9
-10 h 452 +0.2
-12 h 446 -1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -21 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^3
2/ 5 0.4 1x10^4
2/ 4 0.4 8x10^3
2/ 3 0.3 2x10^3
2/ 2 0.3 2x10^2
2/ 1 0.7 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/31 12:21 Mクラスのフレアが2回発生しましたが、現在の太陽は穏やかです。
2015/ 2/ 1 11:39 太陽風はやや高速になり、コロナホールの影響が始まりそうです。
2015/ 2/ 2 12:22 コロナホールの影響で太陽風の速度が高まっています。1月の黒点数は67.0でした。
2015/ 2/ 3 11:08 600km/秒台後半の高速太陽風が続いています。
2015/ 2/ 4 11:53 高速の太陽風が続いています。M1のフレアが発生しました。フェアバンクスのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 2/ 5 13:20 更新
高速の太陽風は終わり、速度は400km/秒近くに下がっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の夕方に500km/秒台を割り、
ゆっくりと下がって、現在は420km/秒と
平均的な速度に戻っています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなった状態が続いています。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いていますが、
振れ幅は小さく、-2nT前後です。
速度が下がってきたこともあり、
磁気圏の活動は小さくなっています。

AE指数のグラフは、500nTに達する変化もありますが、
その前後は200〜300nTと小規模です。

コロナホールによる太陽風の高まりは終わりましたが、
27日周期の図を見ると、
前周期はこの後も400km/秒台の太陽風が続いています。
このため、太陽風は低速風にまで下がるのではなく、
現状程度で落ち着くのかもしれません。


太陽は、昨日の昼、4日11時(世界時4日2時)の
M1.2中規模フレアの後は、
2277群でC2.2、2280群でC3.0が起きた程度で、
特に活動の強まりにはなっていません。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15(青線)がちょうど10,000の線に達しています。
高速太陽風は終わったので、増加はこの辺りまででしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。