宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 1/29 13:16 更新 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は低速に戻っています。 担当 篠原 太陽の中央の2268黒点群の活動が活発になり、 昨日、28日13時半(世界時28日4時半)にM1.4の中規模フレア、 28日14時半(世界時28日5時半)に C9.8とMクラスにほぼ達するフレアなどを起こしています。 その直前のC4.7フレア以降の活動の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 2枚目に可視光の拡大写真を掲載しますが、 2268黒点群は東西に広く、特徴的な姿をしていて、 黒点の変化も興味深いです。 また、東の端から現れた2277黒点群でも、 今朝、29日8時半(世界時28日23時半)に M1.0の中規模フレアが発生しています。 3枚目に可視光の拡大写真を掲載します。 2277黒点群は、まだ全体の姿が見えていないようです。 今後の活動に注目して下さい。 太陽風は、昨日の500km/秒から速度が低下して、 現在は370km/秒と低速風に戻っています。 磁場強度の強まりも減って、7nT前後で変化しています。 磁場の南北成分は、0nT付近に留まっています。 磁気圏への影響は弱まっていて、 AE指数は、太陽風の強まりが残っていた前半には変動がありますが、 中盤以降は静かになっています。 27日周期の図で見比べると、 太陽風の強まりは、前周期よりすっかり小さくなっていました。 一方、SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球のコロナホールの広がりが、 太陽の中心線に近づいています。 3〜4日後くらいから、こちらの影響に注目する必要がありそうです。 太陽の中央部の2268黒点群で発生した、C4.8、M1.4、C9.8フレアの様子。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、2268黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、太陽の東端の2277黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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