宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/27 01:46 M1.1
1/26 15:15 C1.8
1/25 --- ---

黒点  1/27 (NOAA)
磁場 フレア
2268 16 βγ C2
2269 3 β ---
2271 10 βγ C2
2272 2 β ---
2273 3 β ---
2274 3 β ---
2275 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 378 -1.7
-2 h 377 -1.2
-4 h 367 -4.2
-6 h 370 -2.4
-8 h 363 -1.0
-10 h 362 -3.8
-12 h 362 -0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^0
1/27 0.3 2x10^1
1/26 0.4 3x10^2
1/25 0.4 3x10^2
1/24 0.3 3x10^2
1/23 0.4 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
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AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/22 12:44 太陽の東端でCフレアが活発に起きています。太陽風は速度もやや高まっています。
2015/ 1/23 11:30 M1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態に戻っています。
2015/ 1/24 12:06 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も比較的穏やかです。
2015/ 1/25 12:21 太陽風はやや低速になっています。太陽は穏やかです。
2015/ 1/26 12:01 太陽風は低速で穏やかです。太陽も静穏です。
最新のニュース

2015/ 1/27 12:46 更新
M1.1のフレアが発生しました。太陽風の磁場が強まり、オーロラの活動を高めました。

担当 篠原

一昨日から今日にかけて、SOHO衛星LASCO C3カメラで、
太陽に近づいていく小型の彗星の様子が撮影されています。
動画を掲載します。
写真の左下からゆっくりと、
途中から細い尾をひきながら太陽に近づいています。



昨夕から太陽の中央付近の2268黒点群の活動がやや高まり、
C1の小さいフレアを3回起こした後、
27日2時(世界時26日17時)に、M1.1の中規模フレアが発生しました。
GOES衛星のX線グラフでは、突然強まったようなフレアの発生で、
以降は、C1.2の小さいフレアが起きた程度です。

太陽の中央部では、
今日にかけて2273黒点群や、2275黒点群も出現していて、
にぎやかになっています。


太陽風は、昨日のニュースの後に、
再び磁場強度が強まりました。
26日17時(世界時26日8時)には、15nTを超えるくらいになり、
その後は、10nT程度で推移して、
今朝に入って7nTへ下がっています。
現在もやや強まった状態は続いています。

一方、太陽風の速度は、
350km/秒から380km/秒へ少し高まる変化はありますが、
低速の状態は続いています。

27日周期の図を見ると、
磁場強度の変化が1日ほど到来しただけで、
速度は穏やかなままです。
今のところ、前周期の高速風は消えてしまった様です。


太陽風磁場の強まりによって、
南向きへの変化も大きくなり、
磁気圏の活動は高まりました。
AE指数では、最大で1000nTに達する変化も記録されていて、
500nT前後の中規模の活動が何度も発生しています。



太陽に接近する小型の彗星。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。