宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
昨日、C3.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/25 --- ---
1/24 16:33 C2.0
00:50 C3.7
1/23 11:48 C4.3

黒点  1/25 (NOAA)
磁場 フレア
2266 3 β ---
2267 2 β ---
2268 8 βγ C4
2269 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 367 +1.1
-2 h 356 +0.3
-4 h 362 +1.0
-6 h 361 -0.6
-8 h 362 -2.3
-10 h 378 -0.2
-12 h 375 -2.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
1/25 0.4 3x10^2
1/24 0.3 3x10^2
1/23 0.4 9x10^1
1/22 0.3 1x10^2
1/21 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/20 11:54 太陽風は300km/秒を割る低速風になっています。
2015/ 1/21 11:29 太陽風磁場が強まりましたが、北向きに振れたので、磁気圏は静穏です。
2015/ 1/22 12:44 太陽の東端でCフレアが活発に起きています。太陽風は速度もやや高まっています。
2015/ 1/23 11:30 M1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態に戻っています。
2015/ 1/24 12:06 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も比較的穏やかです。
最新のニュース

2015/ 1/25 12:21 更新
太陽風はやや低速になっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

福岡県近郊限定になるかもしれませんが、お勧め情報です。
福岡県宗像市の宗像ユリックスプラネタリウムでは、
1月から3月まで「オーロラ」に関するプログラムを投影しています。
これにあわせて、「オーロラ3D展示」が行われています。
(下の写真をどうぞ。実演はプラネタリウムの小野田さんです)。

国立極地研究所の片岡准教授により
アラスカ・フェアバンクスの8km離れた2点で撮影された全天動画を、
立体視ソフトとヘッドマウントディスプレイを組み合わせて、
本当の空を見上げているかの様に観望する装置です。

頭を上に向けてあっちこっちに動かすと、
それにあわせて視野のオーロラが動くので、
見える方角や高度の変化をリアルに体験できます。
しかも、8kmの距離の威力で、
星空よりも手前の空中に浮かんでオーロラが見えるのです。

現在は、となりの部屋の「市民ギャラリー」で行われている
松澤一寛氏による「写真展 イエローナイフのオーロラ」
の会場に設置されています(素晴らしいオーロラの写真がたくさんあります)。
写真展終了後は、プラネタリウムに3月末まで展示するそうです。

とても動きがなめらかで、すっかり興奮して眺めてきました。
本物のオーロラ観望に少し近づけたかもしれません。
もし、お近くでしたらぜひご覧下さい。



太陽風は、速度が370km/秒に下がり、やや低速になっています。
磁場強度は5nTで安定しています。

27日周期の図では、
前周期は既に磁場強度が高まり、速度も上昇を始める頃ですが、
現在はまだ穏やかです。
今後の変化に注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、やや南寄りに振れています。
このため、磁気圏では小規模の活動が続き、
AE指数は300nTの変化が長い時間続いています。


太陽は、2268黒点群で、
C2.0、C1.2の小規模フレアが発生した程度で、
穏やかです。





福岡県の宗像ユリックスプラネタリウムで展示されている「オーロラ3D」装置。3月末まで。
(c) 宇宙天気ニュース


見上げると、その位置のオーロラが動画で立体的に見えます。とてもきれいでした。
(c) 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。