宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 1/24 12:06 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽の東橋の2268黒点群は、 23日12時(世界時23日3時)にC4.3、 24日1時(世界時23日16時)にC3.7の小規模フレアを起こし、 この他に、南隣りの2270黒点群とともに、 C1の小さいフレアを4回ほど起こしています。 2268黒点群のやや活動的な状態は、続いているようです。 太陽風は、速度が400km/秒から430km/秒に少し上がり、 再び400km/秒に戻る小さい変化をしています。 磁場強度は5nTで安定しています。 磁場の南北成分は、 ACEのグラフの前半は南北に変化していますが、 後半は0nT付近に留まるようになっています。 このため、オーロラの活動も、 AE指数のグラフの中盤までは小さい変化が起きていますが、 その後は変化がなくなっています。 このまま静かになってしまうのかどうか、 27日周期の図の前周期を参考に見ると、 太陽風は、12月28、29日から磁場強度や速度が強まって、 その後、700km/秒の高速風も到来しています。 今回もこの変化が回帰するのか、違う展開になるのか、 これから、明日、明後日にかけて、 ACE衛星の太陽風データに注目してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |