宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 1/22 12:44 更新 太陽の東端でCフレアが活発に起きています。太陽風は速度もやや高まっています。 担当 篠原 昨夜より、太陽の東端の活動が活発になり、 21日20時半(世界時21日11時半)のC9.9を最大に、 今朝にかけて、C4.3、C5.0、C5.4、C5.4と、 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 活動している領域が、次第にこちら側に近づいています。 可視光写真では、黒点も姿を現しています。 今後の活動に注目して下さい。 一方、太陽風も、昨日の午後から速度が上昇を始めて、 300km/秒の低速風から、 昨日の夕方に400km/秒の平均的な速度に上がり、 今日に入ると、470km/秒とやや高速の状態に高まっています。 太陽風の磁場強度の高まりは、 この速度変化とも関係していた様です。 昨日のニュースの後に、磁場強度は再び20nT近くまで高まり、 その後ゆっくりと低下していますが、 現在も10nTと強まった状態が続いています。 太陽風の変化には、引き続き注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTを挟んで、南北に変化するようになっています。 強度が高まっているため、 変化も大きくなりやすくなっています。 このため、磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数は、500nT前後の変化が グラフの後半から目立つ様になっています。 太陽風が強まっているので、 磁気圏の活動も高まりやすい状態が続いています。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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