宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:44)
今日、C5.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/22 07:21 C5.4
01:36 C5.4
00:24 C5.0
1/21 20:32 C9.9
19:07 C4.3
07:57 C3.0
1/20 05:42 C3.3

黒点  1/22 (NOAA)
磁場 フレア
2265 2 α ---
2266 17 β C3
2267 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 471 -1.4
-2 h 463 +2.5
-4 h 475 -3.7
-6 h 467 +2.2
-8 h 482 +4.7
-10 h 454 -1.8
-12 h 394 -2.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^0
1/22 0.3 1x10^2
1/21 0.3 1x10^2
1/20 0.4 1x10^2
1/19 0.3 1x10^2
1/18 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/17 10:21 太陽風は低速風に変わっています。太陽は穏やかです。
2015/ 1/18 12:18 太陽風は低速の状態が続いています。太陽も穏やかです。
2015/ 1/19 12:07 太陽の活動は穏やかです。太陽風は低速の風が続いています。
2015/ 1/20 11:54 太陽風は300km/秒を割る低速風になっています。
2015/ 1/21 11:29 太陽風磁場が強まりましたが、北向きに振れたので、磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2015/ 1/22 12:44 更新
太陽の東端でCフレアが活発に起きています。太陽風は速度もやや高まっています。

担当 篠原

昨夜より、太陽の東端の活動が活発になり、
21日20時半(世界時21日11時半)のC9.9を最大に、
今朝にかけて、C4.3、C5.0、C5.4、C5.4と、
Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
活動している領域が、次第にこちら側に近づいています。

可視光写真では、黒点も姿を現しています。
今後の活動に注目して下さい。


一方、太陽風も、昨日の午後から速度が上昇を始めて、
300km/秒の低速風から、
昨日の夕方に400km/秒の平均的な速度に上がり、
今日に入ると、470km/秒とやや高速の状態に高まっています。

太陽風の磁場強度の高まりは、
この速度変化とも関係していた様です。
昨日のニュースの後に、磁場強度は再び20nT近くまで高まり、
その後ゆっくりと低下していますが、
現在も10nTと強まった状態が続いています。

太陽風の変化には、引き続き注目して下さい。


太陽風磁場の南北成分は、
0nTを挟んで、南北に変化するようになっています。
強度が高まっているため、
変化も大きくなりやすくなっています。
このため、磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数は、500nT前後の変化が
グラフの後半から目立つ様になっています。

太陽風が強まっているので、
磁気圏の活動も高まりやすい状態が続いています。



SDO衛星AIA131による、太陽の東端の活動の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。