宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:30)
昨日、M1.4の中規模フレアが、一昨日もC9.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/23 --- ---
1/22 17:41 C2.0
13:43 M1.4
07:21 C5.4
01:36 C5.4
00:24 C5.0
1/21 20:32 C9.9
19:07 C4.3
07:57 C3.0

黒点  1/23 (NOAA)
磁場 フレア
2265 1 α ---
2266 7 β ---
2267 2 α ---
2268 1 β M1
2269 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 413 -2.6
-2 h 429 -1.3
-4 h 431 -2.0
-6 h 447 -1.5
-8 h 449 -1.9
-10 h 470 +3.1
-12 h 475 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
1/23 0.3 6x10^1
1/22 0.3 1x10^2
1/21 0.3 1x10^2
1/20 0.4 1x10^2
1/19 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/18 12:18 太陽風は低速の状態が続いています。太陽も穏やかです。
2015/ 1/19 12:07 太陽の活動は穏やかです。太陽風は低速の風が続いています。
2015/ 1/20 11:54 太陽風は300km/秒を割る低速風になっています。
2015/ 1/21 11:29 太陽風磁場が強まりましたが、北向きに振れたので、磁気圏は静穏です。
2015/ 1/22 12:44 太陽の東端でCフレアが活発に起きています。太陽風は速度もやや高まっています。
最新のニュース

2015/ 1/23 11:30 更新
M1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態に戻っています。

担当 篠原

太陽の東端の黒点は、2268黒点群と番号が付きました。
昨日、22日13時半(世界時22日4時半)に、
M1.4の中規模フレアを起こしています。

しかし、それ以降はC1〜2の小さいフレアを3回起こした程度で、
静かになっています。
フレアの活動はここまでなのか、一休みなのか、
引き続き変化に注目して下さい。


太陽風は、昨日の470km/秒が最高速度だった様で、
今日に入った頃から速度は下がり始め、
現在は400km/秒と平均的な速度に戻っています。

磁場強度も、昨夜のうちに5nTに下がり、
以降、平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、北に振れたり、南に振れたりと、
変化しています。
このため、磁気圏の活動も断続的に発生していて、
AE指数は200〜500nTの小規模の変化が、
繰り返し発生しています。
極域の空は、ある程度にぎわっていたのではないでしょうか。

太陽風は、穏やかになりましたが、
27日周期の図の前周期の変化を参考にすると、
明後日くらいから再び強まるかもしれません。
前周期は、12月28日頃から、
磁場強度は10nT、速度は700km/秒に達する
太陽風の強まりが到来しました。

今回はどの様な変化が見られるか、注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。