宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 1/19 12:07 更新 太陽の活動は穏やかです。太陽風は低速の風が続いています。 担当 篠原 SDO衛星AIA304の太陽写真の北東(左上)の端で、 プロミネンスの見事なキャッチボール(?)を見つけました。 飛んでいく様子が面白かったので、動画を掲載します。 思わず拍手したくなる動きです。 太陽全体では、C1の小さいフレアが2回起きた程度で、 活動は穏やかです。 昨日の可視光写真で見え始めていましたが、 中央部に2265黒点群と、2266黒点群が発生しています。 2266群の成長が目立っています。 今後フレアの発生に繋がるでしょうか。 太陽風は、速度が350km/秒から320km/秒へ更に下がり、 より低速の状態になっています。 磁場強度は、5nTと平均的な強さで安定しています。 太陽風は、穏やかな状態が続いています。 27日周期の図の前周期、 12月23日前後に見られる太陽風の強まりは、 CMEによる突発性の変化です。 今回は、太陽風はこのまま穏やかに推移しそうです。 一方、明日くらいにセクターの切り替わりが到来しそうで、 それに伴って、磁場の変動が見られるかもしれません。 磁気圏では、小規模の活動が発生しています。 AE指数は、200〜400nTの小規模の変化が後半に続いています。 太陽の北東端で起きたプロミネンスの変化。SDO衛星AIA304。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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