宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:21)
昨日、C2.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/17 --- ---
1/16 12:16 C1.8
01:38 C2.6
1/15 23:47 C2.4
12:05 C2.4
08:09 C3.0
03:05 C2.3

黒点  1/17 (NOAA)
磁場 フレア
2259 13 βγ C2
2260 4 β C2
2261 2 α ---
2263 5 β ---
2264 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:17 358 -2.0
-2 h 364 -2.0
-4 h 376 +3.4
-6 h 363 +0.2
-8 h 355 -2.2
-10 h 365 -0.2
-12 h 381 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -16 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
1/17 0.5 1x10^2
1/16 0.3 2x10^2
1/15 0.4 2x10^2
1/14 0.3 3x10^2
1/13 0.3 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/12 08:28 太陽風の速度は下がり始めていますが、磁場はやや強まった状態が続いています。
2015/ 1/13 12:38 太陽風磁場の強まりが残っています。太陽でCクラスフレアが続いています。
2015/ 1/14 11:04 太陽で、M5.6とM4.9の中規模フレアが連続して発生しました。
2015/ 1/15 13:06 2257黒点群でM2.2のフレアが発生しました。黒点群は西端に見えなくなっています。
2015/ 1/16 11:42 フレアの発生は少なくなっています。太陽風は平均的な速度で安定しています。
最新のニュース

2015/ 1/17 10:21 更新
太陽風は低速風に変わっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から360km/秒へ低下し、
低速の風に変わっています。
磁場強度は、7nTに少し強まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、南北にゆっくりと変化しています。
このため、磁気圏の活動も南に振れた頃に高まっていて、
AE指数は、200〜400nTの弱い高まりが数時間おきに発生しています。

図の最後の山にあたる、世界時16日19時頃のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
天気がやや悪く、雲越しのオーロラ観望ですが、
雲の動きとの対比が印象的です。

太陽風は弱まってきましたが、
SDO衛星AIA193の西側(右側)に見えている
小規模のコロナホールの影響が、
明日くらいから多少やって来るかもしれません。


太陽は、活発だった黒点群が見えなくなったため、
フレアの発生は、沈んで行った2260群のC1.8だけで、
活動は穏やかになっています。
GOES衛星のX線グラフも、
変化のない静かな図になっています。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時16日19〜20時のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。