宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 1/17 10:21 更新 太陽風は低速風に変わっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から360km/秒へ低下し、 低速の風に変わっています。 磁場強度は、7nTに少し強まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、南北にゆっくりと変化しています。 このため、磁気圏の活動も南に振れた頃に高まっていて、 AE指数は、200〜400nTの弱い高まりが数時間おきに発生しています。 図の最後の山にあたる、世界時16日19時頃のオーロラの様子を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 天気がやや悪く、雲越しのオーロラ観望ですが、 雲の動きとの対比が印象的です。 太陽風は弱まってきましたが、 SDO衛星AIA193の西側(右側)に見えている 小規模のコロナホールの影響が、 明日くらいから多少やって来るかもしれません。 太陽は、活発だった黒点群が見えなくなったため、 フレアの発生は、沈んで行った2260群のC1.8だけで、 活動は穏やかになっています。 GOES衛星のX線グラフも、 変化のない静かな図になっています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |