宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:42)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
また、M2.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/16 01:38 C2.6
1/15 23:47 C2.4
12:05 C2.4
08:09 C3.0
03:05 C2.3
1/14 21:30 M2.2
18:15 C5.3
17:38 C2.7
15:31 C2.3
13:39 C7.7
12:20 C9.7
11:20 C4.7

黒点  1/16 (NOAA)
磁場 フレア
2259 13 βδ C2
2260 4 β C2
2261 1 α ---
2263 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 414 -5.0
-2 h 409 +1.7
-4 h 403 +6.2
-6 h 402 +3.1
-8 h 391 +2.3
-10 h 394 +3.2
-12 h 395 +3.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -9 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
1/16 0.3 2x10^2
1/15 0.4 2x10^2
1/14 0.3 3x10^2
1/13 0.3 6x10^2
1/12 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/11 13:21 太陽風は再び少し強まって、速度は500km/秒近くに戻っています。
2015/ 1/12 08:28 太陽風の速度は下がり始めていますが、磁場はやや強まった状態が続いています。
2015/ 1/13 12:38 太陽風磁場の強まりが残っています。太陽でCクラスフレアが続いています。
2015/ 1/14 11:04 太陽で、M5.6とM4.9の中規模フレアが連続して発生しました。
2015/ 1/15 13:06 2257黒点群でM2.2のフレアが発生しました。黒点群は西端に見えなくなっています。
最新のニュース

2015/ 1/16 11:42 更新
フレアの発生は少なくなっています。太陽風は平均的な速度で安定しています。

担当 篠原

2257黒点群が西に沈んで、
フレアの発生は少なくなっています。
昨日のニュース以降は、この2257群や
同様に西に没した2255群や2262群で、
C1〜2の小さい変化が3回観測された程度です。

太陽のこちら側では、北東に現れた2263黒点群などで、
小さい活動が見られる程度です。


太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。
磁場強度は、今朝に入って、
7nTから10nTへ少し強まりましたが、
現在は7nTへ戻っている様です。

磁場の南北成分は、やや北寄りに変化しています。
このため、オーロラの活動度を表すAE指数の変化は、
グラフの中央に600nTの山が起きた程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
中央部の北側に小さいコロナホールが見えています。
明後日くらいから、弱い影響が見られるかもしれません。

その変化がなければ、太陽風は穏やかに推移するでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。