宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 1/12 08:28 更新 太陽風の速度は下がり始めていますが、磁場はやや強まった状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日、11日16時(世界時11日7時)に 一時的に600km/秒に上がる変化をしましたが、 その後は500km/秒を割って次第に低下して、 現在は440km/秒と穏やかな状態に戻りつつあります。 一方、太陽風の磁場強度は、強まった状態が続いていて、 昨日以降、9nT前後の状態が続いています。 太陽風は、27日周期の図の前周期と 同じような推移をしています。 太陽風磁場の南北成分は、 振れ幅は小さいですが、比較的南寄りの変化をしています。 磁場強度が強まっているため、 -5nTに達する様な時間帯もあります。 速度がやや高まっていることもあり、 磁気圏の活動はある程度活発な状態が続き、 AE指数は500nT程度の変化が長い時間続いています。 現在は太陽風の速度が低下してきたので、 磁気圏の活動も次第に小さくなっていくでしょう。 やがて磁場強度が下がってくると、 南向きの変化もより小さくなるので、 磁気圏の活動も弱まります。 太陽では、西側の2257黒点群で、C3.4、C1.3、 西の端の領域で、C4.2、C1.6、などと、 右側がやや活発です。 この辺りが沈んでいくと、 太陽は一旦穏やかになりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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