宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 1/11 13:21 更新 太陽風は再び少し強まって、速度は500km/秒近くに戻っています。 担当 篠原 太陽風は再び少し強まっています。 昨日のニュース以降、磁場強度はゆっくりと強まり、 今日の未明に、10nTに達しました。 速度も同様にゆっくりと上昇し、 現在、500km/秒と高速の状態に戻りつつあります。 27日周期の図を見ると、 前周期は12月16日まで太陽風の高まりが続いていました。 その辺りに対応する変化の様です。 磁場の南北成分は、南北にゆっくりと変化しています。 強度が高まった分、変化の振れ幅も大きくなっていて、 磁気圏への影響も少し強まっています。 このため、AE指数のグラフは、 500〜700nTの中規模の変化も発生しています。 激しくはありませんが、 極域の空は賑わっているのではないでしょうか。 27日周期の図の前周期の変化を参照すると、 太陽風の高まりは2日程度で終わり、 その後、しばらく穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、北西(右上)の2257黒点群で、 Cクラスの小規模フレアが増えています。 昨日以降、C2.1、C1.2、C3.3、C3.3と発生しています。 太陽面は、見えなくなった黒点もありますが、 新しく現れた黒点もあり、 ある程度黒点の目立つ状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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