宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 1/ 9 11:39 更新 太陽風はやや高速で、磁気圏の弱い活動も続いています。 担当 篠原 太陽風の磁場強度は、10nTから5nTヘ下がり、 7日に始まった磁場の乱れは終わっています。 一方、太陽風の速度は、 450km/秒から480km/秒の間を推移して、 やや高速の風が続いています。 27日周期の図の前周期、 12月12〜15日に来ていた高速風の回帰に 入っているのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTをはさんで、南北に変化しています。 このため、小規模の磁気圏活動が続いていて、 AE指数は、200〜500nTの変化が続いています。 前周期の様子を参考にすると、 この傾向はしばらく続くかもしれません。 太陽の南東から現れた黒点群には、2259群と番号が付きました。 しかし、昨日以降の活動は少なくなっていて、 C1.6の小さいフレアが起きた程度です。 その他の領域でも、西端(右端)の2253群でC4.2、 北東(左上)の2258群でC2.6が起きた程度で、 全体的に穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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