宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 1/ 7 11:19 更新 太陽風の速度は再び500km/秒に高まりましたが、高速状態はそろそろ終わりそうです。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風は再び強まって、 磁場強度は10nTへ、速度は500km/秒へ上昇しました。 太陽風は、今朝に入ってまた弱まり始め、 現在の磁場強度は5nT、速度は430km/秒です。 27日周期の図を見ると、 前周期ほどではありませんでしたが、 1月5日から6日にかけて、 コロナホールの影響がやって来た様です。 磁場が強まったことで、南北への振れ幅も大きくなり、 AE指数は、800nTや500nTの中規模の変化が記録されています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南半球のコロナホールは更に西側に移動していて、 影響はそろそろ終わりそうです。 一方、北半球の中緯度に小型のコロナホールが見えています。 こちらはちょうど中央線に達した頃で、 3日後くらいに影響が見られるかもしれません。 太陽では、昨夜、6日21時(世界時5日12時)に、 東端(左端)でC9.7と大きいCクラスのフレアが発生しました。 端のため、全体が見えていないと考えると、 実際にはMクラスのフレアだったのかもしれません。 この領域では活動が続いいます。 こちら側に回ってくる領域に注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |