宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 1/10 12:23 更新 太陽風は平均的な状態に戻りました。C9.6のフレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒へゆっくりと低下して、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度も、5〜6nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、振幅は小さいですが、 南北に変化しています。 このため、磁気圏では小規模の変化が発生していて、 AE指数は、200〜300nTの小さい変化が 頻繁に起きています。 27日周期の図の前周期に見られた太陽風の高まりは、 これで通り過ぎたのでしょうか。 その場合、これからしばらく 低速の穏やかな太陽風が続くかもしれません。 太陽では、西側(右側)の2257黒点群で、 9日17時(世界時7日8時)にC9.6と、Mクラスに近い 小規模フレアが発生しました。 2257群は、この他にC1.8、C1.9のフレアを起こしています。 また、東端(左端)の2259群でも、 C3.4、C1.3の小規模フレアが発生しています。 黒点群は7つ見えていて、太陽は少しにぎやかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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