宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 1/ 5 12:02 更新 高速太陽風が到来し、速度は500km/秒に上がっています。12月の黒点数は78.0でした。 担当 篠原 2014年12月の黒点相対数の平均値は、78.0 と、 WDC-SILSOより発表されました。 10月の60.6、11月の70.1よりも少し上がりましたが、 長期変化のグラフを見ると、 極小へ向かう大きな流れの中の変化です。 これから2015年はどの様な推移をするのでしょうか。 太陽風は、昨日の午後から磁場強度が高まり始め、 夜には10nTに達し、現在まで強まった状態が続いています。 速度は、400km/秒と平均的な状態で安定していましたが、 今朝に入って上がり始め、 現在は500km/秒と高速の風に変わっています。 磁場の南北成分は、昨日のニュース以降、南向きに切り替わり、 昨夜には-10nTに達するほどになりました。 このため、磁気圏の活動度が高まり、 AE指数は1000nTを前後する活発な変化が、 ほぼ一日にわたって発生しています。 AE指数のグラフの、 最後から2番目の高まりの頃のオーロラの様子を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 満月のため空の条件はかなり厳しいですが、 オーロラの躍動する姿が見えています。 現在の太陽風磁場の南北成分は、 0nTを挟んで、南北に変化しています。 このまま北寄りに変わっていくと、 オーロラの活動は弱まっていくかもしれません。 現在の太陽風は、 27日周期の図の12月7〜10日に見られた高速風が 回帰しつつあるのかもしれません。 この後、太陽風の速度は更に高まるかもしれません。 太陽の中央部の2253黒点群では、 5日0時半(世界時4日15時半)に、 M1.3の中規模フレアが発生しています。 Mクラスフレアは2つめです。 2253群は、その前後にも C2.1、C1.9などの小規模フレアを起こしています。 鹿児島高専は、冬休みが終わり、 今日から授業を再開しています。 とても静かだった学校が、一転してにぎわっています。 太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時4日23時〜5日0時頃のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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