宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
昨日、M1.1の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 4 --- ---
1/ 3 19:27 C1.7
18:41 M1.1
16:04 C2.4
15:43 C3.8
15:07 C4.6
14:50 C2.9
1/ 2 03:45 C1.8

黒点  1/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2248 1 α C1
2251 6 β ---
2252 2 α ---
2253 31 βγδ M1
2254 2 α ---
2255 3 β ---
2256 7 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 425 -1.3
-2 h 438 -0.0
-4 h 443 +0.3
-6 h 448 +1.0
-8 h 451 +3.6
-10 h 461 +2.7
-12 h 462 +2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -9 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
1/ 4 0.5 7x10^1
1/ 3 0.5 9x10^2
1/ 2 0.5 2x10^3
1/ 1 0.5 4x10^3
12/31 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/12/30 10:23 太陽風は700km/秒近い高速風になっています。磁気圏の活動も活発です。
2014/12/31 11:32 太陽風の速度は少し下がりましたが、高速風が続いています。
2015/ 1/ 1 13:02 500km/秒台の高速太陽風が続いています。ムルマンスクの素敵なオーロラ写真をどうぞ。
2015/ 1/ 2 12:10 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽も穏やかです。
2015/ 1/ 3 10:58 太陽風の磁場が強まって、オーロラの活動も高まっています。
最新のニュース

2015/ 1/ 4 13:20 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。M1の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

昨日少し高まっていた太陽風は、平均的な状態に戻っています。
速度は、450km/秒前後とやや高速になっていましたが、
昼頃に400km/秒近くへ下がっています。
10nTに強まっていた磁場強度も、今日に入った頃から下がり始め、
現在は5nTと平均的な値です。

27日周期の図を見ると、
前周期は既に高速太陽風が到来していましたが、
今回はまだ始まっていません。
SDO衛星AIA193の写真では、
コロナホールは西側にだいぶ移動していて、
影響が及び始めてもよい頃です。
引き続き注目して下さい。

磁気圏の活動は小規模に留まり、
AE指数は前半に300nTくらいの変化が見られる程度です。


太陽では、中央部の2253黒点群の活動がやや強まっています。
昨夕、3日18時半(世界時3日9時半)に、M1.1と、
2015年最初のMクラスフレアが発生しました。

2253群は、この前にC1〜C4の小規模フレアを5回、
以降に、C1の小さいフレアを6回起こしています。
GOES衛星のX線グラフも、変化が目立っています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。