宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 1/ 3 10:58 更新 太陽風の磁場が強まって、オーロラの活動も高まっています。 担当 篠原 太陽風が変化を見せ始めています。 昨夜より、磁場強度(ACEの図の白線)が少し高まり、 今日に入った頃から10nTに強まっています。 太陽風の速度(黄色線)は、昨日の430km/秒から、 今朝にかけて380km/秒まで下がりましたが、 3日10時(世界時3日1時)に430km/秒へ急に上がっています。 コロナホールによる高速太陽風の到来が 近づいていると考えられることもあり、 引き続き太陽風の変化に注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分(赤線)は、 グラフの中ほどから南向きに強まるようになり、 -5nTを超える時間帯も続いています。 この影響で磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が続いています。 この後半の山にあたる、 世界時2日20〜21時頃のオーロラの様子を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 月が満月に近く、かなり空は明るくなっていますが、 その中をオーロラが活発に変化しています。 周囲の雪景色も、まぶしいほどですがとてもきれいです。 ACEのデータでは、 グラフの最後で磁場は北向きに切り替わっています。 このまま北に振れたまま(プラスのまま)だと、 オーロラの活動は静かになりそうです。 再び南に切り替わる(マイナスに変わる)と、 磁場が強まっていることもあり、 活発なオーロラの活動につながりそうです。 高速風の変化とともに、磁場の振れ方にも注目して下さい。 太陽は、2253黒点群が大きく目立っていますが、 フレアの活動はあまり活発ではなく、 C1.0とC1.7の小さいフレアを起こした程度です。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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