宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/31 11:32 更新 太陽風の速度は少し下がりましたが、高速風が続いています。 担当 篠原 高速の太陽風が続いてます。 太陽風の速度は、昨日は700km/秒に達していましたが、 その後ゆっくりと低下して、 今日に入った頃に600km/秒に下がり、 今朝になってまた一段下がって、現在は550km/秒前後です。 SDO衛星AIA193のコロナ写真を見ると、 太陽の南半球のコロナホールは、 これから更に低緯度側に広がります。 太陽風への影響は引き続き到来すると考えられ、 速度の高まった状態は、27日周期の図の前周期同様、 更に一週間程度続きそうです。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値で推移しています。 南北成分は、0nT付近か、比較的北寄りに振れているため、 磁気圏への影響は少し弱まり、 AE指数の変化は、200〜500nTと小規模になっています。 太陽風の強まった状態が続くと考えると、 オーロラの活動も引き続き期待できるでしょう。 太陽では、東から2253黒点群が現れています。 フレアの活動は穏やかで、 2251群でC2.6、2250群でC1.9の小規模フレアが 発生した程度です。 昨日のニュースで紹介した フィラメント噴出によるCMEの様子を、 SOHO衛星LASCO C2の動画で紹介します。 CMEは上に向かって噴き出している様で、 地球への影響はほとんどなさそうです。 いよいよ2014年最後の日になりました。 今年は海外出張がなかったこともあり、 365日無事に記事を更新することができました。 (トラブルで、夜8時に更新という日もありましたが) 今年もアクセスをしていただいてありがとうございました。 2015年もこれまでと同じペースで ゆっくりと続けていきたいと考えています。 それでは、どうぞよいお年をお迎え下さい。 SOHO衛星LASCO C2カメラによる、昨日のフィラメント噴出によるCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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