宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/29 10:44 更新 太陽風がやや強まり、オーロラの活動も発生しています。 担当 篠原 太陽風が、再び少し強まっています。 磁場強度(ACEの図の白線)は、8nTから12nTへ上がり、 400km/秒を割っていた速度(黄色線)は、 460km/秒に上がって、やや高速の風になっています。 27日周期の図の前周期と同様に、 太陽の南半球のコロナホールの影響が ある程度及び続けている様です。 磁場の南北成分(赤線)は、 0nTから北寄り(プラス側)の変化をしていますが、 一時的に南向き(マイナス側)に振れる変化も発生しています。 磁場強度が高まっているため、 南向きに振れた時に、-10nT近い強い変化も発生しています。 この影響で、 AE指数にも900nTに達する大きい変化が発生しています。 この時のオーロラを、 ノルウェー・トロムソの全天カメラが捉えていました。 動画を掲載します。 月がだんだん大きくなってきて、空が明るくなり、 雲も目立っていますが、 それらに負けず、明るくオーロラが躍動しています。 このまま来年の初めにかけて、 にぎやかな活動が毎日の様に見られるかもしれません。 太陽では、中央部の2248黒点群の活動がやや高まって、 C1.7、C2.3、C3.3と小さい規模のものばかりですが、 Cクラスフレアが続きました。 また、東側の2251黒点群の黒点が増えていて、 この後活動が高まるかもしれません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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