宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/ 2 12:04 更新 太陽風は600km/秒の高速風に変わっています。 担当 篠原 昨夜より、太陽風の速度が上昇を始め、 400km/秒から600km/秒に上がり、高速状態に変わっています。 SDO衛星AIA193のコロナ写真を見ると、 太陽の南半球の高緯度域にコロナホールが広がっています。 緯度が高いので影響は小さいと考えていたのですが、 立派な高速太陽風がやって来ました。 コロナホールは、太陽の東側(左側)にかけて より低緯度に向かって広がっています。 これからしばらく太陽風は強まった状態になるかもしれません。 一方、10nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、 速度が上がるのと反対に低下して、 現在は5nTと平均的な値に戻っています。 南北成分は、0nTをはさんで南北に変化するように変わり、 磁気圏の活動もやや高まっています。 AE指数のグラフは、中盤までは静かですが、 後半に500nT程度の変化をしています。 太陽風の速度が高まっているので、 磁場が南に振れると、 オーロラの活動も強まりやすくなっています。 太陽では、昨日、1日15時半(世界時1日6時半)に、 中央部の2222黒点群でM1.8の中規模フレアが発生しました。 しかし、その後は2222群でのフレアの発生はなく、 2217群のC1.8と2216群のC1.2が起きた程度で、 今のところ、太陽の活動が強まっているという 状況ではありません。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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