宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:04)
昨日、M1.8の中規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 2 --- ---
12/ 1 15:26 M1.8
14:11 C1.8
09:15 C4.2
02:15 C2.1
11/30 03:00 C3.8

黒点 12/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2216 6 β C4
2217 11 βγ C2
2218 1 α ---
2219 5 βγ ---
2221 15 β C2
2222 20 βγ M2
2223 2 α ---
2225 4 β ---
2226 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:57 588 -1.4
-2 h 573 -0.7
-4 h 577 -0.6
-6 h 556 -5.3
-8 h 514 +0.8
-10 h 465 +2.8
-12 h 439 +5.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 11 -/ -
-12 h 12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^1
12/ 2 0.4 3x10^2
12/ 1 0.4 5x10^2
11/30 0.4 3x10^2
11/29 0.3 3x10^2
11/28 0.4 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/11/27 12:32 東端から新しい黒点群が現れています。太陽風の磁場は北寄りに変わりそうです。
2014/11/28 14:08 2222黒点群の活動が続いています。太陽風磁場は北寄りに変わっています。
2014/11/29 13:41 太陽風磁場は強まっていますが、磁気圏は静穏です。Cクラスのフレアが続いています。
2014/11/30 13:51 フィラメント噴出により弱いCMEが発生しています。磁気圏は静穏です。
2014/12/ 1 12:12 フレアの発生は弱まっています。太陽風磁場の強まりは続いています。
最新のニュース

2014/12/ 2 12:04 更新
太陽風は600km/秒の高速風に変わっています。

担当 篠原

昨夜より、太陽風の速度が上昇を始め、
400km/秒から600km/秒に上がり、高速状態に変わっています。

SDO衛星AIA193のコロナ写真を見ると、
太陽の南半球の高緯度域にコロナホールが広がっています。
緯度が高いので影響は小さいと考えていたのですが、
立派な高速太陽風がやって来ました。

コロナホールは、太陽の東側(左側)にかけて
より低緯度に向かって広がっています。
これからしばらく太陽風は強まった状態になるかもしれません。

一方、10nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、
速度が上がるのと反対に低下して、
現在は5nTと平均的な値に戻っています。

南北成分は、0nTをはさんで南北に変化するように変わり、
磁気圏の活動もやや高まっています。
AE指数のグラフは、中盤までは静かですが、
後半に500nT程度の変化をしています。

太陽風の速度が高まっているので、
磁場が南に振れると、
オーロラの活動も強まりやすくなっています。


太陽では、昨日、1日15時半(世界時1日6時半)に、
中央部の2222黒点群でM1.8の中規模フレアが発生しました。

しかし、その後は2222群でのフレアの発生はなく、
2217群のC1.8と2216群のC1.2が起きた程度で、
今のところ、太陽の活動が強まっているという
状況ではありません。



2222黒点群で発生したM1.8の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。