宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:51)
今日、C3.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/30 03:00 C3.8
11/29 23:30 C5.2
22:19 C6.5
18:57 C4.0
17:15 C6.7
10:43 C4.2
08:45 C4.0
04:57 C3.1
11/28 13:07 C2.9
09:26 C7.5

黒点 11/30 (NOAA)
磁場 フレア
2216 8 β ---
2217 3 β ---
2218 1 α ---
2219 16 βγδ C7
2220 1 α ---
2221 18 βγ C2
2222 26 βγ C8
2223 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 396 +2.9
-2 h 385 +3.0
-4 h 395 +7.1
-6 h 394 +6.0
-8 h 371 +4.8
-10 h 385 +5.2
-12 h 387 +3.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 15 -/ -
-2 h 15 -/ -
-4 h 13 -/ -
-6 h 13 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 11 -/ -
-12 h 12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
11/30 0.4 3x10^2
11/29 0.3 3x10^2
11/28 0.4 9x10^2
11/27 0.3 2x10^3
11/26 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/11/25 12:55 Cクラスのフレアが続いています。2209黒点群は西の端に近づいています。
2014/11/26 11:18 フレアの発生は少なくなっています。太陽風は低速風になっています。
2014/11/27 12:32 東端から新しい黒点群が現れています。太陽風の磁場は北寄りに変わりそうです。
2014/11/28 14:08 2222黒点群の活動が続いています。太陽風磁場は北寄りに変わっています。
2014/11/29 13:41 太陽風磁場は強まっていますが、磁気圏は静穏です。Cクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2014/11/30 13:51 更新
フィラメント噴出により弱いCMEが発生しています。磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽のフレア活動は続いています。
南東(左下)の2222黒点群で、C6.7、C4.0、C3.8と
中くらいのCクラスフレアが続き、
西端(右端)に近い2219群でも、
C1.6、C2.1、C1.2、C1.7、C6.5と
Cクラスフレアが活発に起きています。

また、29日6時(世界時28日21時)頃に、
北半球側の中央部と東端でフィラメント噴出が発生し、
CME(太陽ガスの放出現象)も起きています。
それぞれ、SDO衛星AIA304の動画と、
SOHO衛星LASCO C3の動画を掲載します。

ひとつは北寄りの中央部で起きているので、
地球へ影響がやって来る可能性があります。
到来まで4日程度と考えると、12月3日頃でしょうか。

磁場の強まりが運ばれてきて、南向きに大きく振れると、
磁気圏の活動を強める可能性があります。
噴出の様子から、小規模の変化に留まりそうですが、
注目して下さい。


太陽風は、370〜400km/秒と
やや低速の状態で推移しています。
磁場強度は、12nTから10nTへ少し下がっていますが、
強まった状態は続いています。

磁場の南北成分は北寄りの状態が続いていて、
磁気圏の活動は穏やかです。
AE指数はほとんど変化していません。




太陽の北半球側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


フィラメント噴出によるCMEの様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。