宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/11/28 14:08 更新 2222黒点群の活動が続いています。太陽風磁場は北寄りに変わっています。 担当 篠原 太陽では、南東(左下)の2222黒点群が活発に活動を続けています。 昨日のニュースでお知らせしたC8.2のフレアも、 この2222群で発生していました。 私が2209群で起きたと考えたフレアは、 その直後に起きたC3.7のフレアでした。 その後も、C5.0、C5.4、C3.3、C4.8、C4.6、C5.1と 昨日の夕方ににかけて頻繁にCクラスフレアを起こし、 半日ほど空いて、今朝、C7.5のフレアを起こしています。 SDO衛星AIA131の動画と、可視光の拡大写真を掲載します。 2222群は、左右に大きく分かれていますが、 動画で活動が目立っているのは、左側の領域です。 しかし、今朝のC7は右側の領域で発生しています。 この辺りの様子も、見ていて興味深いです。 太陽は、この他にも黒点群が5つほど見えていますが、 それぞれが南北にセットになっているように配置されています。 こちらも見事です。 太陽風は、350km/秒から380km/秒くらいに速度がやや上がり、 また350km/秒へ下がっています。 磁場強度は、9nTに強まった状態が続いています。 この変化は、27日周期の図の前周期の変化とよく似ています。 磁場の南北成分は北寄りに変わり、 AE指数もだいぶ静かになっていて、 一時的に小規模の変化が発生している程度です。 前周期の太陽風は、これから速度が上がって、 500km/秒の高速風に変わりました。 コロナホールが縮小して見える今回は どうなるでしょうか。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2222黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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