宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/ 1 12:12 更新 フレアの発生は弱まっています。太陽風磁場の強まりは続いています。 担当 篠原 太陽のフレアの活動は小さくなっています。 目立ったフレアは、 今朝、12月1日9時(世界時1日0時)に、 西の端(右端)の2216黒点群で発生したC4.2程度で、 その他は、C1〜2の小さいフレアが5回発生した程度です。 太陽風は、速度(ACEの図の黄色線)がゆっくりと上がって、 380km/秒から420km/秒に変化しています。 変化としては小さく、速度は平均的な状態です。 磁場強度(白線)は強まったままで、10nTを保っています。 27日周期の図で見られるように、 11月27日のセクターの切り替わり以降、 磁場強度の高まりは4日ほど続いています。 太陽風磁場の南北成分(ACEの図の赤線)は、 北寄りの傾向(プラス側)が続いています。 磁気圏も基本的には穏やかですが、 磁場が時々南向きに振れているため、 AE指数には500nTと中規模の変化が 2回ほど発生しています。 磁場強度が強まっているので、 南に振れた時には振れ幅も大きくなりやすく、 その結果、磁気圏の活動も強まりやすくなっている様です。 太陽風は、このまま穏やかに推移しそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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