宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/11/29 13:41 更新 太陽風磁場は強まっていますが、磁気圏は静穏です。Cクラスのフレアが続いています。 担当 篠原 太陽風は、磁場強度が、昨日の9nTから更に強まって、 13nTくらいに上がっています。 しかし、速度には目立った変化はなく、 350km/秒から370km/秒に少し上がった程度で、 低速の状態は続いています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続き、 +5nTから+10nT近くまで振れています。 このため、磁気圏の活動は弱まっていて、 AE指数は一時的に小さい変化は見られますが、 全体としては穏やかです。 前周期の様子から、しばらく穏やかな太陽風が続きそうです。 磁場も北寄りに推移しそうで、 その場合、オーロラの活動も低調になるでしょう。 太陽では、南東(左下)の2222黒点群で Cクラスの小規模フレアが続き、 C1.5、C2.9、C2.0、C4.0、C4.2と、 規模は小さいですが、 X線のグラフは頻繁に変化しています。 2222黒点群は、黒点の様子も大きく変化していて、 2日間の変化を、SDO衛星の拡大写真による動画でご覧下さい。 更に活動が強まれば、 Mクラスのフレアも発生するかもしれません。 引き続き注目して下さい。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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