宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/25 07:06 C2.5
02:51 C2.8
01:11 C2.2
11/24 19:49 C4.1
03:00 C2.4
11/23 19:33 C3.5
17:51 C2.1
15:20 C2.3
14:24 C2.4
02:07 C3.1

黒点 11/25 (NOAA)
磁場 フレア
2209 16 βγδ C3
2216 23 βγ C3
2217 6 β C4
2218 2 β ---
2219 2 β ---
2220 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 376 -0.6
-2 h 361 +0.3
-4 h 366 +0.5
-6 h 366 -0.5
-8 h 380 -2.1
-10 h 377 -3.5
-12 h 361 -1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -28 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -29 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^2
11/25 0.3 2x10^3
11/24 0.4 2x10^3
11/23 0.3 2x10^3
11/22 0.3 2x10^3
11/21 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/11/20 13:30 太陽風は平均的な状態で、磁気圏では小規模の変化が発生しています。
2014/11/21 12:42 太陽風磁場が南寄りで、磁気圏も活動的です。スウェーデンのオーロラをどうぞ。
2014/11/22 11:43 太陽風磁場の南寄りが続き、磁気圏も活動的です。
2014/11/23 11:39 2209黒点群で小規模フレアが続いています。
2014/11/24 14:40 太陽東端の2217黒点群でCクラスフレアが続いています。
最新のニュース

2014/11/25 12:55 更新
Cクラスのフレアが続いています。2209黒点群は西の端に近づいています。

担当 篠原

太陽の南東(左下)の2217黒点群でフレアの活動が続いています。
昨日のニュース以降も、C4.1、C2.2、C2.8、C2.5と、
小規模フレアが4回発生しています。

一方、2209黒点群は西の端に近づいて、
やがて沈もうとしています。
2枚目に拡大写真を掲載します。
この黒点群は、27日前の前周期は、
第24活動周期の中で最大の面積に広がった2192黒点群でした。
この後太陽の裏側を回り、
再びこちら側に姿を現すでしょうか。


太陽風は、360〜380km/秒と低速の風に変わりかけています。
磁場強度も7nTから6nTにゆっくりと下がっています。
27日周期の図の前周期の変化の様に、
セクターの切り替わりに近づいているのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りでしたが、
後半からは0nT付近で変化しています。
このため、磁気圏の活動も、
AE指数の図の中盤には400nTの変化が起きていますが、
後半は変化が小さくなっています。

オーロラが活発に続いた時期も、
一旦終わりに近づいている様です。




太陽の南東端近くの2217黒点群のフレア活動。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2209黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。