宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:40)
今日、C2.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/24 03:00 C2.4
11/23 19:33 C3.5
17:51 C2.1
15:20 C2.3
14:24 C2.4
02:07 C3.1
11/22 22:08 C2.1
14:58 C6.5
12:33 C2.4
09:54 C8.1
09:07 C2.3

黒点 11/24 (NOAA)
磁場 フレア
2209 21 βγδ C8
2216 12 βγδ C3
2217 3 β C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:36 394 -0.8
-2 h 378 -2.7
-4 h 397 -2.3
-6 h 389 -1.9
-8 h 406 +0.4
-10 h 385 -1.5
-12 h 401 -2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -25 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
11/24 0.3 2x10^3
11/23 0.3 2x10^3
11/22 0.3 2x10^3
11/21 0.3 4x10^3
11/20 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/11/19 12:00 2209黒点群は穏やかになっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2014/11/20 13:30 太陽風は平均的な状態で、磁気圏では小規模の変化が発生しています。
2014/11/21 12:42 太陽風磁場が南寄りで、磁気圏も活動的です。スウェーデンのオーロラをどうぞ。
2014/11/22 11:43 太陽風磁場の南寄りが続き、磁気圏も活動的です。
2014/11/23 11:39 2209黒点群で小規模フレアが続いています。
最新のニュース

2014/11/24 14:40 更新
太陽東端の2217黒点群でCクラスフレアが続いています。

担当 篠原

太陽では、C2〜3の小規模フレアが次々と発生しています。
西(右)の2209黒点群で2回、中央やや左の2216群で1回、
南東端(左下端)から現れた2217群で6回記録されています。

新しく現れた2217群の活動は強まるのかどうか、
今後の変化に注目して下さい。

また、北半球の東端からも新しい黒点が姿を現しています。


太陽風の速度は、昨日いっぱいは400km/秒台を保ちましたが、
今朝から400km/秒を切る位にやや下がっています。
磁場強度も、8nTから7nTに少し下がり気味です。

太陽風は、特に高まるほどの変化にはなりませんでした。

一方、磁場の南北成分は再び南寄りに振れる様になっています。
このため、磁気圏の活動もやや高まった状態が続いて、
AE指数は300〜600nTの小中規模の変動が頻繁に起きています。

しかし、27日周期の図の前周期の太陽風は、
10月30日のセクターの切り替わり以降北寄りに変わっていて、
この変化の回帰が明日か明後日くらいに近づいていると思われます。
その後、磁気圏の活動は小さくなる可能性があります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。