宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/11/23 11:39 更新 2209黒点群で小規模フレアが続いています。 担当 篠原 太陽風は、370km/秒とやや低速の風が続いています。 磁場強度は、8nTとやや強まっていましたが、 更に、9nTから10nT近くへ少し高まっています。 それとともに、グラフの最後では、 速度も400km/秒に上がりかけています。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が弱まって、 0nT付近で変化するように変わっています。 小幅ですが磁場の強まりや速度の変化が起きていることから、 今後の太陽風は様子が変わるのかもしれません。 小規模の変化に留まると思いますが、しばらく注目して下さい。 磁気圏の活動は、 AE指数500nTほどの変化が数回起きています。 変化の大きさは昨日と同程度ですが、 頻度が下がっているのは、 太陽風磁場の変化に関係しているのかもしれません。 太陽は、昨日お知らせしたC8.1のフレア以降、 南西(右下)の2209黒点群の活動が増えています。 C2.4、C6.5、C3.2、C1.5、C2.1、C3.1と、 小規模フレアが続いています。 更に強まって行くのか、この程度に留まるのか、 今後の変化に注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |