宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2014/11/20 13:30 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏では小規模の変化が発生しています。 担当 篠原 太陽風は、速度が420km/秒から400km/秒に少し下がりましたが、 平均的な速度で安定しています。 磁場強度も、6nTと平均的な強さです。 磁場の南北成分は、南向きの時間帯が頻繁に発生しています。 このため、AE指数には300nTや500nTの小規模の変化が 時々発生しています。 太陽風が弱まって、磁気圏の変化も小さくなっていますが、 ある程度の活動は続いています。 27日周期の図では、太陽風は前周期と同様の推移をしています。 この傾向が続くのであれば、 もう5日くらい現在の様な状態が続くかもしれません。 太陽は、C2.4とC2.6の小規模フレアが2回発生した程度です。 2209黒点群は、すっかり穏やかになっています。 一方、東端(左端)から新しい黒点が姿を現しています。 GOES衛星のX線写真では、特に活動は見られず、 今のところ穏やかな領域の様です。 2209黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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