宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:43)
今日、C8.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/22 09:54 C8.1
09:07 C2.3
11/21 04:37 C2.5
11/20 15:22 C7.6
06:46 C2.6
03:57 C2.4

黒点 11/22 (NOAA)
磁場 フレア
2209 29 βγδ C3
2214 2 α ---
2216 7 βδ C8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:36 379 -3.0
-2 h 383 -1.8
-4 h 386 -2.2
-6 h 390 -0.4
-8 h 388 -1.8
-10 h 384 -0.9
-12 h 385 -5.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -22 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^2
11/22 0.3 2x10^3
11/21 0.3 4x10^3
11/20 0.3 6x10^3
11/19 0.5 5x10^3
11/18 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/11/17 11:56 M5.7の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は下がり始めています。
2014/11/18 11:55 2209群のフレア活動は弱まっています。太陽風はやや高速です。
2014/11/19 12:00 2209黒点群は穏やかになっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2014/11/20 13:30 太陽風は平均的な状態で、磁気圏では小規模の変化が発生しています。
2014/11/21 12:42 太陽風磁場が南寄りで、磁気圏も活動的です。スウェーデンのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2014/11/22 11:43 更新
太陽風磁場の南寄りが続き、磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽の東端から上がってきた2216黒点群が
良く見える様になってきました。
可視光の拡大写真で2209黒点群と並べてみると、
どちらもなかなかの大きさです。

2209黒点群では、先ほど、22日10時(世界時22日1時)に、
C8.1と大きめのCクラスフレアが発生しました。

また、その直前に、東端の2216群の更に向こう側で
C2.3の小規模フレアが起きています。
この向こう側にも別の活動領域がある様です。


太陽風は、380km/秒とやや低速の状態が続き、
磁場強度は7〜8nTと少し強まった値で安定しています。

磁場の南北成分は、南寄りになりながら、
頻繁に南北に変化しています。
このため、磁気圏の活動度も強められていて、
AE指数は500nT前後の中規模の変化が
繰り返し発生しています。
極域の空はにぎわっているのではないでしょうか。

27日周期の図を参考にすると、
太陽風は、現在の状態が3日くらい続くかもしれません。
新月になっていることもあり、
オーロラ観望に良い条件となりそうです。



太陽の中央部の2209黒点群(上)と、東端の2216黒点群(下)。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。