宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/11/ 9 12:45 更新 2205黒点群の活動はやや落ち着いています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 2205黒点群は、Xフレア以降はやや落ち着いていて、 C3.6、C4.5、C4.4など、 Cクラスの小規模フレアを6回ほど起こしています。 SDO衛星による拡大写真を掲載しますが、 一休みして再び活動が高まるのか、 この後次第に弱まっていくのか、 引き続き注目して下さい。 また、昨日のCMEについて、 その後の広がりを含めた動画を掲載します。 昨日のニュースでは、 フレアの日付について間違って記入していました。 (記事の文章は訂正しています) CMEの到来予想も、9日夜から10日の夜にかけてが正しく、 誤った記事になってしまい申し訳ありません。 NOAA SWPCの太陽風予報では、 CMEの到来は10日16時(世界時10日7時)頃となっています。 こちらの動画を見るとよく分かりますが、 噴出したガスの端が地球へやって来ています。 どの程度の乱れが到来するか注目して下さい。 太陽風は、500km/秒から400km/秒へ ゆっくりと速度が下がっています。 磁場強度も5〜6nTで安定し、 太陽風は、平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、0nTをはさんで、 北に振れたり、南に振れたりしています。 AE指数のグラフが途中までしかないのですが、 ノルウェー、トロムソの全天カメラでは、 世界時8日22時頃からきれいなオーロラが撮影されていて、 磁気圏の活動もある程度発生している様です。 SOHO衛星AIA193のコロナ写真では、 南半球のコロナホールは西半球に進んでいます。 CMEと同じ頃に影響が及び始めそうです。 (c) SDO (NASA) 昨日のCMEのその後の広がり。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) のるウェー・トロムソの全天カメラによる、世界時8日22時頃のオーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |