宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:45)
今日、C4.4の小規模フレアが発生しました。
また、X1.6の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 9 12:03 C4.4
02:43 C4.4
11/ 8 01:53 X1.6
01:35 C7.0
01:10 C4.6
11/ 7 23:49 C6.7
22:55 C2.3
21:02 C3.9
19:11 M1.0
13:07 M2.0
11:28 M2.7
11:01 C4.0
08:30 C6.5
08:05 C5.5
06:54 M2.5

黒点 11/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2201 3 β C2
2203 1 α C2
2204 2 α ---
2205 35 βγδ X2
2207 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 422 +2.6
-2 h 428 +0.2
-4 h 429 +1.7
-6 h 442 -3.3
-8 h 444 -0.6
-10 h 446 +1.5
-12 h 452 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
11/ 9 0.3 6x10^1
11/ 8 0.3 2x10^2
11/ 7 0.3 1x10^2
11/ 6 0.4 6x10^1
11/ 5 0.6 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/11/ 4 11:27 太陽の東端で、M2.2、M6.5の中規模フレアが発生しました。黒点も姿を現しています。
2014/11/ 5 11:11 太陽風磁場が南に大きく振れて、磁気圏の活動を強めています。
2014/11/ 6 12:52 2205黒点群でMクラスのフレアが4回発生しています。太陽風は高速になっています。
2014/11/ 7 12:29 2205黒点群でMクラスフレアが2回発生しています。
2014/11/ 8 11:20 2205黒点群でX1.6の大規模フレアが発生しました。CMEも発生しています。
最新のニュース

2014/11/ 9 12:45 更新
2205黒点群の活動はやや落ち着いています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

2205黒点群は、Xフレア以降はやや落ち着いていて、
C3.6、C4.5、C4.4など、
Cクラスの小規模フレアを6回ほど起こしています。

SDO衛星による拡大写真を掲載しますが、
一休みして再び活動が高まるのか、
この後次第に弱まっていくのか、
引き続き注目して下さい。

また、昨日のCMEについて、
その後の広がりを含めた動画を掲載します。

昨日のニュースでは、
フレアの日付について間違って記入していました。
(記事の文章は訂正しています)
CMEの到来予想も、9日夜から10日の夜にかけてが正しく、
誤った記事になってしまい申し訳ありません。

NOAA SWPCの太陽風予報では、
CMEの到来は10日16時(世界時10日7時)頃となっています。
こちらの動画を見るとよく分かりますが、
噴出したガスの端が地球へやって来ています。
どの程度の乱れが到来するか注目して下さい。


太陽風は、500km/秒から400km/秒へ
ゆっくりと速度が下がっています。
磁場強度も5〜6nTで安定し、
太陽風は、平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、0nTをはさんで、
北に振れたり、南に振れたりしています。
AE指数のグラフが途中までしかないのですが、
ノルウェー、トロムソの全天カメラでは、
世界時8日22時頃からきれいなオーロラが撮影されていて、
磁気圏の活動もある程度発生している様です。

SOHO衛星AIA193のコロナ写真では、
南半球のコロナホールは西半球に進んでいます。
CMEと同じ頃に影響が及び始めそうです。



2205黒点群の様子。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)


昨日のCMEのその後の広がり。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


のるウェー・トロムソの全天カメラによる、世界時8日22時頃のオーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。