宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/11/ 5 11:11 更新 太陽風磁場が南に大きく振れて、磁気圏の活動を強めています。 担当 篠原 2205黒点群が次第に姿を現しています。 フレアの活動は、昨日の夕方、 4日17時(世界時4日8時)のM2.6と、 続く、4日18時(世界時4日9時)のM2.3 の2つの中規模フレア程度と、 やや落ち着いた印象になっています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 Mクラスの大きな活動の他にも、 小さい変動はいくつも起きていて、 引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度がゆっくりと高まり、 400km/秒から470km/秒とやや高速になっています。 磁場強度は、10nTを越える様な変化から、 5〜10nTの範囲で変化するように少し下がっています。 磁場の南北成分は、南にも振れるようになり、 -10nT近い大きな変化も到来しています。 このため、磁気圏の活動は一気に高まって、 AE指数は、1000nTを超える大きな変動も発生しています。 北極域では活発なオーロラの活動が 見られたのではないでしょうか。 太陽風の速度が高まり、磁場の強まりも続いているため、 磁場が南に振れた場合に、 オーロラの活動が強まりやすい状況が続いています。 2205黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東端の2205黒点群。SDO衛星可視光写真より。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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