宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/11/ 6 12:52 更新 2205黒点群でMクラスのフレアが4回発生しています。太陽風は高速になっています。 担当 篠原 2205黒点群で、 Mクラスの中規模フレアが4回発生しています。 5日18時半(世界時5日9時半)のM7.9、 6日4時(世界時5日19時)のM2.9、 6日10時(世界時6日1時)のM3.2と続き、 ちょうど今、6日12時半(世界時6日3時半)に、 M5.4に達する4回目のMクラスフレアが発生しています。 SDO衛星の写真の更新が止まっているので、 GOES衛星のX線写真による動画を掲載します。 太陽の北東(左上)で、2205黒点群が何度も明るく輝いています。 ただし、機器の保護のためか、 GOES衛星のX線写真は、 フレアが最大に達した頃の撮影がなく、 ちょっと物足りない動画になっています。 2256黒点群の拡大写真も掲載します。 太陽の端を離れて、少しずつ中央へ進んでいるところです。 次第に、CMEが発生した場合に 地球へ影響が及びやすくなっています。 太陽風は、更に速度が上がって、 5日20時(世界時5日11時)頃から 500km/秒台の高速風になっています。 磁場強度は徐々に下がっていますが、 現在も6nTと平均程度の強さを保っています。 磁気圏の活動度もある程度続いていて、 AE指数は500nT程度の中規模の活動や、 200nT程度の小さい活動が頻繁に発生しています。 27日周期の図では、 前周期のこの期間は低速の太陽風で、 今回、高速風の領域が新しくやって来ています。 高速の状態がどのくらい続くのか、注目して下さい。 GOES-15衛星のX線カメラによる、2205黒点群のフレア活動。 (c) NOAA/SWPC、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東端の2205黒点群。SDO衛星可視光写真より。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |