宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (17:31)
今日、M2.7の中規模フレアが発生しました。
また、M7.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 7 13:07 M2.0
11:28 M2.7
11:01 C4.0
08:30 C6.5
08:05 C5.5
06:54 M2.5
11/ 6 23:11 C3.8
20:02 C2.5
12:28 M5.4
10:09 M3.2
09:45 C3.3
03:52 M2.9
03:15 C2.5
11/ 5 23:25 C2.0
18:25 M7.9

黒点 11/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2201 10 β ---
2202 2 α ---
2203 6 β ---
2204 3 β ---
2205 24 βγδ M8
2206 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
17:27 456 +1.3
-2 h 449 +0.4
-4 h 457 -0.5
-6 h 454 -0.7
-8 h 451 -1.8
-10 h 466 -3.6
-12 h 463 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
17:30 -9 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^0
11/ 7 0.3 1x10^2
11/ 6 0.4 6x10^1
11/ 5 0.6 9x10^1
11/ 4 1.7 7x10^2
11/ 3 10.9 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/11/ 2 13:43 太陽の南東でフィラメント噴出が発生しました。太陽風は高速風に変わっています。
2014/11/ 3 12:25 太陽の東端でC9.4のフレアが発生しました。10月の黒点数は60.6でした。
2014/11/ 4 11:27 太陽の東端で、M2.2、M6.5の中規模フレアが発生しました。黒点も姿を現しています。
2014/11/ 5 11:11 太陽風磁場が南に大きく振れて、磁気圏の活動を強めています。
2014/11/ 6 12:52 2205黒点群でMクラスのフレアが4回発生しています。太陽風は高速になっています。
最新のニュース

2014/11/ 7 12:29 更新
2205黒点群でMクラスフレアが2回発生しています。
2014/11/ 7 17:31 追加 
SDO衛星の最新写真を掲載します。

担当 篠原

2205黒点群の活動が続いています。
今朝、7日7時(世界時6日22時)にM2.5、
そして、7日11時半(世界時7日2時半)にもM2.7の
中規模フレアが起きています。

SDO衛星の写真は、更新が止まったままなのですが、
地上のネットワークの事故が原因の様で、
復旧を待っています。

現在の黒点の様子は、
国立天文台太陽観測所最新画像をご覧下さい。
2205黒点群は大きな姿を保っています。


太陽風は、速度が500km/秒から460km/秒へ
ゆっくりと下がり、やや高速の状態です。
磁場強度は、6nTと平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、北寄りの時間帯が長く、
グラフの後半で南にも振れています。
AE指数もそれに対応して、
中盤までは小さい変化が見られる程度ですが、
後半に500nT近い変化が発生しています。

太陽風は次第に穏やかになりそうです。

2014/11/ 7 17:31 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります
SDO衛星の写真が更新されたので、
2205黒点群の拡大写真など、現在の状況を掲載します。

SDO衛星AIA193の写真では、
南半球の高緯度域でコロナホールが大きく広がっています。
前周期よりも低緯度側へ伸びているので、
今後の太陽風は、前周期より強まるかもしれません。



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

2014/11/ 7 17:31 追加

SDO衛星による2205黒点群。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。