宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:46)
今日、C6.7の小規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/19 10:16 C4.8
05:34 C3.7
04:52 C6.7
03:59 C3.9
02:00 C2.7
00:59 C2.6
10/18 22:00 C2.6
16:07 M1.6
15:43 C3.7
09:54 C5.0
05:43 C1.9
04:19 C6.3
00:57 C2.3
00:34 C6.7
10/17 21:44 C3.7
14:15 C4.6
13:54 C6.6
12:01 C3.9

黒点 10/19 (NOAA)
磁場 フレア
2186 1 α ---
2187 10 β ---
2192 19 βγ M2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:37 436 +0.8
-2 h 442 -2.3
-4 h 445 -1.3
-6 h 441 -3.5
-8 h 435 -2.9
-10 h 433 -4.1
-12 h 451 -2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -19 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^2
10/19 0.5 1x10^3
10/18 0.5 2x10^2
10/17 0.4 4x10^1
10/16 0.4 3x10^1
10/15 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/10/14 11:44 太陽風は400km/秒台に戻っています。太陽は静穏です。皆既月食の写真をどうぞ。
2014/10/15 11:29 太陽の東端の向こう側でMクラスのフレアが発生し、CMEも噴出しています。
2014/10/16 13:26 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態で、磁気圏も静かです。
2014/10/17 11:38 太陽の東端でフレアが続いています。黒点も見え始めました。
2014/10/18 09:37 太陽の東端から2192黒点群が現れ、Cクラスのフレアを起こしています。
最新のニュース

2014/10/19 10:46 更新
2192黒点群の活動が続いています。磁気圏の活動もやや高まっています。

担当 篠原

太陽の東端の2192黒点群の全体が見えてきました。
SDO衛星の可視光写真では、大きな姿が目立っています。

2192群ではフレアの発生も続いていて、
18日16時(世界時18日7時)のM1.6の中規模フレアや、
C3.7、C3.8、C6.7などの小規模フレアを8回程度起こしています。

活発な活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
黒点群の周辺で、次々に明るい輝きが起きています。

NOAA/SWPCの予報では、
より大きい規模のフレアの確率も高まっていて、
今後も2192群の様子に注目して下さい。


太陽風は、速度は450km/秒とやや高く、
磁場強度も8〜10nTとやや高まった状態になっています。

27日周期の図を見ると、
セクターの切り替わりが到来していて、
速度や磁場強度も含めて、
太陽風は前周期と似た変化になっている様です。

磁場の南北成分は、次第に南寄りになっていて、
磁気圏の活動をより高めています。
AE指数のグラフは、
前半も小さい活動が起きていますが、
後半からは500nT前後の変化に強まっています。

今後、コロナホールの影響が到来すると、
太陽風はより強まって、
オーロラの活動もより高まるかもしれません。



太陽の東端の2192黒点群。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)


2192黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。