宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/10/19 10:46 更新 2192黒点群の活動が続いています。磁気圏の活動もやや高まっています。 担当 篠原 太陽の東端の2192黒点群の全体が見えてきました。 SDO衛星の可視光写真では、大きな姿が目立っています。 2192群ではフレアの発生も続いていて、 18日16時(世界時18日7時)のM1.6の中規模フレアや、 C3.7、C3.8、C6.7などの小規模フレアを8回程度起こしています。 活発な活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 黒点群の周辺で、次々に明るい輝きが起きています。 NOAA/SWPCの予報では、 より大きい規模のフレアの確率も高まっていて、 今後も2192群の様子に注目して下さい。 太陽風は、速度は450km/秒とやや高く、 磁場強度も8〜10nTとやや高まった状態になっています。 27日周期の図を見ると、 セクターの切り替わりが到来していて、 速度や磁場強度も含めて、 太陽風は前周期と似た変化になっている様です。 磁場の南北成分は、次第に南寄りになっていて、 磁気圏の活動をより高めています。 AE指数のグラフは、 前半も小さい活動が起きていますが、 後半からは500nT前後の変化に強まっています。 今後、コロナホールの影響が到来すると、 太陽風はより強まって、 オーロラの活動もより高まるかもしれません。 (c) SDO (NASA) 2192黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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