宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/10/17 11:38 更新 太陽の東端でフレアが続いています。黒点も見え始めました。 担当 篠原 太陽の東端では、フレアの活動が続いています。 昨夜、16日22時(世界時16日13時)のM4.3を最大に、 C7.7、C6.4、C2.0、C2.9などが発生しています。 この領域の活動の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 フレアの輝きが頻繁に起きています。 可視光写真では、左端ぎりぎりに黒点が見え始めています。 全体の様子はまだ分かりませんが、 こちら側に回ってきたことで、 今後もフレアが続くと、地球へ影響が及びやすくなります。 太陽風は、400〜450km/秒と平均的な速度です。 磁場強度は、7nTと少し強めの値が続いています。 磁気圏は小さい活動が時々起きている程度で、 基本的には穏やかです。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 中央部の北寄りにコロナホールが見えています (縦に細長く暗く見えている領域)。 3〜4日後くらいの太陽風に、 影響が見られるかもしれません。 27日前の太陽写真では、 コロナホールは目立っていなかったので、 今回は、27日周期の図の前周期の太陽風よりも、 速度などが高まる可能性があります。 太陽の東端で発生している活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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