宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/10/18 09:37 更新 太陽の東端から2192黒点群が現れ、Cクラスのフレアを起こしています。 担当 篠原 太陽の東端から現れた黒点群は、 2192群と番号が付けられています。 拡大した様子を、SDO衛星の可視光写真で紹介します。 2192群は、昨日のニュース以降、 C3.9、C6.6、C6.7などの小規模フレアを起こしていて、 GOES衛星のX線グラフは頻繁に変化しています。 今後もフレアの発生が続きそうです。 太陽風は、 450km/秒に速度が少し上がり(ACEの図の黄色線)、 磁場強度(白線)も7〜8nTに少し強まっています。 目立つほどの変化ではありませんが、 27日周期の図の前周期を見ると、 9月22日以降に同じような太陽風が続いています。 今回も、まもなくセクターの切り替わりが到来して、 現状の様なやや強まった太陽風が続くのかもしれません。 一方、SDO衛星AIA193の太陽写真の中央には、 コロナホールが縦に細長く伸びています。 2〜3日後くらいには、 こちらの影響もやって来る可能性があります。 太陽風磁場の南北成分(ACEの赤線)は、 時々南に振れる(マイナスに振れる)様な変化をしています。 このため、磁気圏では断続的に小規模の活動が起きていて、 AE指数は、200〜500nTの変化が発生しています。 太陽風の速度や磁場がやや高まっているので、 磁場が南に振れると、 これまでより強まったオーロラの活動が見られるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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